運動する時間のないダイエッターは階段を上れば1分で11kcal消費できる
- 2011年9月16日
- 投稿者:小林 ほのか
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「階段ダイエット」というダイエット法もあるように、階段の上り下りは意外に消費カロリーが多いんです。
ついついエレベーターやエスカレーターを使ってしまうところですが、階段を使うだけで立派なダイエットに! 階段の上り下りにはどんな効果があるのでしょうか? 検証していきましょう。
階段の上り・下りの消費カロリーは?
エスカレーターやエレベーターを使う機会は意外にありますよね。電車や地下鉄を利用する人は特に多いのではないでしょうか。階段を利用しようという意識はなく、無意識にエスカレーターに乗ってしまっているのでは?
しかし、階段の上り下りって意外に多くのカロリーを消費しているんです。
METs | 1分あたりの消費カロリー(kcal) | |||
体重45kg | 体重50kg | 体重55kg | ||
階段を上る | 8.0 | 6.3kcal | 7.0kcal | 7.7kcal |
走って階段を上る | 15.0 | 11.81kcal | 13.12kcal | 14.43kcal |
階段を下りる | 3.0 | 2.36kcal | 2.62kcal | 2.88kcal |
11.3~22.4kgの荷物を持って階段を下りる | 5.0 | 3.93kcal | 4.37kcal | 4.81kcal |
上の表は、体重45kg・50kg・55kgの人の階段の上り下りで消費するカロリーです。たった1分でこれだけのカロリーが消費できるのですから、階段もあなどれませんね。
階段の上り下りには基礎代謝を高める効果も。
階段の上り下りは、段差のないところを歩くよりも、太ももの前側の筋肉である大腿四頭筋を使います。大腿四頭筋は大きな筋肉であるため、鍛えることで基礎代謝の向上につながりやすいです。
大腿四頭筋は4つの筋肉で構成されていますが、そのうちの内側の筋肉(内側広筋)は、普段の生活では使われにくいため筋肉量が減少しやすく、基礎代謝の低下にもつながります。
普段から使っているように思える太ももの筋肉ですが、段差のあるところと段差のないところでは、使われる筋肉が違うのです。
階段を上ったり下りたりしている時の消費カロリーだけでなく、基礎代謝も高めて消費カロリーを増やせるのはうれしいですよね。
基礎代謝アップに効果的
大腿四頭筋は、大きな筋肉であるため、鍛えることで基礎代謝アップにつながりやすいです。また、大きな筋肉は普段運動する習慣のない人でも、意識的に動かしやすく、鍛えやすい筋肉です。
姿勢を意識することで効果UP
階段を上る時って、つい足元を見てしまいますよね。そのため、階段を上る時は猫背になりやすいです。段差を確認して安全に歩くことは大切ですが、背筋を伸ばすことを意識して歩きましょう。
階段だけでなく、段差のないところもそうなのですが、ウォーキングの効果は姿勢によって大きく異なります。背筋を伸ばして歩くことで、体を支える筋肉を鍛えることができ、見た目の印象も変えることもできます。
やはり、猫背の人よりも、背筋を伸ばしている人の方が、美しく見えますよね。
毎日の階段昇降だって運動
運動は、わざわざ時間をつくったり、運動を行なうための施設に行ったりしなくてもできます。
運動する時間のない人や運動を長続きできない人は、日常生活の中で運動量を増やす工夫をしてはいかがでしょうか?
もちろん、階段を上るだけでダイエット効果は薄いかもしれませんが、日常生活のできるところから始めていくことが大切でしょう。階段は、比較的どこにでもある手軽な運動の場だと言えます。階段を上って息を切らしている人は特に、日々の運動で筋力アップ・運動不足解消を目指しましょう!
ありがとうございます*^-^*
基礎代謝が上がり、2キロ痩せました!