ビールっ腹の原因は?「ビールは太る」は間違い!?
- 2011年6月14日
- 投稿者:小林 ほのか
- コメント:0 件
ビールを飲んでばかりいると太ってしまう、ビールを飲むとビールっ腹になる…「ビールはダイエットの大敵」そんなイメージが強いと思います。
しかし、下腹が出たり、太ったりするのは、本当にビールが原因なのでしょうか。
ビール腹の原因はビールではない
ビールを飲むと下腹に脂肪がつきやすいことから、「ビール腹」と呼ばれていますが、実はビールではなく、ビールと一緒に食べるおつまみがビール腹の原因なのです。
ビールに含まれているアルコールのカロリーは、エンプティカロリーと言って、体に蓄積されることのないカロリーです。そのため、ビールを飲んで体に蓄積されるカロリーは100mlあたり約15kcal程度とされています。ビール自体は蓄積されるカロリーは低いのです。
しかし、ビールに含まれている苦味成分や炭酸ガスは、胃壁を刺激して食欲を増進させてしまいます。ビール自体は蓄積するカロリーが少なくても、おつまみを食べ過ぎてしまうことで、太ってしまうのです。
高カロリーのおつまみが食べたくなるのはなぜ?
ビールを飲むと、から揚げやフライドポテト、焼き鳥、焼肉などのおつまみが食べたくなりませんか?実は、これらのおつまみは全てカロリーが高めの料理です。
苦味のあるビールは、味が濃い目の料理や油を多く使った料理との相性が良いため、ついビールを飲むと高カロリーの料理が食べたくなってしまうのですね。
ビールで太らないためには?
太る原因はビールではなく、おつまみによって過剰にカロリーを摂取していることが原因なのですから、おつまみを工夫すれば摂取カロリーが高くなるのを防ぐことができます。
枝豆や刺身、冷奴、サラダなどのおつまみならば、低カロリーで脂質が少ないため、太りにくいおつまみと言えるでしょう。
しかし、低カロリーのおつまみであっても、食べ過ぎてしまうと摂取カロリーが多くなってしまいます。また、ビールの飲みすぎも同様です。
お酒はほどほどに。そして、おつまみは低カロリーのものを適量摂取すると良いでしょう。