夏痩せに潜む驚愕の落とし穴!その先に待つのはリバウンド!?
- 2013年8月27日
- 投稿者:小林 ほのか
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夏に食欲が落ちてしまう、夏痩せ女子をうらやましく思っている人も少なくないと思います。確かに、ダイエットの苦労もなく体重が落ちているイメージあるので、夏痩せは魅力的に映るかもしれません。
しかし、夏痩せは単に体重が減少しているだけであり、体調不良を招き、体重をキープしにくいなど、多くのデメリットも隠れているのです。
「夏痩せがうらやましい」は間違い!?夏に痩る主な原因
夏太りする人がいる一方、夏に痩せる人もいます。夏太りと夏やせなら、夏痩せの方が良いと思っている人も多いかもしれませんが、夏痩せは決して良いやせ方とは言えないのです。
消化機能の不調
暑くなると、「食欲が低下して、冷たいものしか喉を通らない」という人も少なくありません。食事を十分に摂らずに、冷たい物ばかりを摂取することによって、胃腸などの消化器系に負担をかけ、食欲不振を招いてしまいます。
特に、下痢などの症状が出てしまうと、栄養不足の状態になってしまいます。体重は減少しますが、体力の低下や体調不良などを招くこともあります。
自律神経の乱れ
自律神経には、体温を調節する働きもあります。夏は外が暑くて、室内は冷房で冷えた状態になっていますから、その温度差を繰り返していくうちに、自律神経の乱れを招いてしまいます。
自律神経の乱れは、体のさまざまな不調の原因になります。また、自律神経は胃腸の働きにも関与していますから、自律神経が乱れて胃腸の働きが低下すると、食欲不振などの夏ヤセの原因となってしまいます。
夏痩せはキープできない!?リバウンドの可能性大!!
「体重が減る分には、問題ない」と思っている、夏痩せ女子はいませんか!?
太ることは問題視しても、痩せることは問題視しない人が多いかもしれません。
でも、夏痩せには、大きな落とし穴があります。減った体重をキープできず、リバウンドする可能性があります。
そもそも夏痩せは、健康的に体重が減っているわけではありませんから、この状態が続くことは良くありません。また、涼しくなって体調が元に戻ってくると、体重が元に戻るだけでなく、太りやすい体質を作ってしまうかもしれないのです。元の体重よりも、多くなってしまう場合もあるでしょう。
夏ヤセや体重だけでなく筋肉も落ちてしまいます
夏痩せは、十分に食事を摂らないことが原因で体重が低下します。これは、食べないだけのダイエットをしているのと同じような状態と言え、筋肉が減って、基礎代謝が低下してしまいます。
この状態でリバウンドしてしまうと、ただ夏痩せする前の体重に戻っただけなのではなく、筋肉量が低下して脂肪が増えた、太りやすい体質になっているのです。
夏痩せが原因でデブ体質を作らないために!4つの夏痩せ対策
1.量は少なくても、栄養バランスの良い食事を心がける。
摂取カロリーを減らしすぎないようにすることも大切です。香辛料などの食欲増進効果のある食品を取り入れるのも良いでしょう。筋肉の低下を防ぐには、タンパク質の摂取が必要です。
2.冷房で室内を冷やしすぎないようにする。
冷房で室内を冷やしすぎてしまうと、外との気温差が大きくなってしまいます。冷房は28度を目安に、設定温度を低くしすぎないことが大切です。
また、オフィスや外出先では、ストールやカーディガンを身に付けて、体を冷やしすぎないようにする必要があります。
3.適度な運動を取り入れる
適度な運動は、自律神経を整える効果があります。また、血行を促進することにより、体温調節しやすくしたり、筋肉量を増やしたりする効果もあります。
夏の運動は熱中症に気を付けて、朝夕の涼しい時間帯を使って運動するという方法もあるでしょう。
4.規則正しい生活を送る
睡眠が不足すると、自律神経の乱れを招きます。夏は寝苦しく、質の良い睡眠がとれない人も多いと思いますが、エアコンを上手に利用して、質の良い睡眠を確保することが大切でしょう。
エアコンのつけっ放しは体を冷やしてしまいますから、設定温度は高めで、タイマーを利用すると良いでしょう。