健康運動指導士とは、生活習慣病や介護予防などを目的に、安全で効果的に運動を行なうことができるように、運動プログラムの作成をしたり、運動方法を指導したりするスペシャリストのことである。健康運動指導士は、スポーツクラブ・フィットネスクラブ、介護施設、医療施設などで活躍している。
健康運動指導士の称号を取得するためには、厚生労働省所管の財団法人 健康・体力づくり事業財団が主催する養成講座を受講し(120単位)、認定試験に合格する必要がある。
近年、メタボリックシンドロームや生活習慣病が増加傾向にあるため、健康運動指導士のさらなる活躍が期待されている。肥満がさまざまな病気を引き起こすことから、ダイエットを目的とした運動プログラムの作成や運動指導も行われている。
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