食事誘発性体熱産生(DIT反応)は、食事誘導性熱代謝ともいい、食事をすることによって消費するエネルギーのことをいう。食事による体温の上昇、消化、吸収などに関係しているエネルギーである。
食事誘導性体熱産生は個人差があり、食べる食品によっても異なる。冷え性の人は食事誘導性体熱産生が小さく、冷たいものよりも温かいもののほうが食事誘導性体熱産生は大きい。
食事誘導性体熱産生は夜よりも昼間のほうが大きいとされている。つまり、昼に食べた食事はエネルギーになりやすく、夜に食べたものはエネルギーになりにくいため、夕食は早めにとることがダイエットには有効である。
また、食事の前に軽い運動を行なうことで、食事誘導性体熱産生が高まるとされている。
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