二の腕は半袖などを着ると目立つ部分であり、脂肪がつきやすい部位でもあるため、二の腕の脂肪が気になる人も多いのではないでしょうか。
また、二の腕は冷えやすい部位でもあるため、セルライトになりやすいのです。気になる二の腕は、ただの皮下脂肪ではなくセルライトかもしれません。なかなか二の腕が痩せられない…という人は、二の腕のセルライト体策をおススメします。
セルライトは、お尻や太ももなどの下半身にできやすいイメージがあるかと思いますが、上半身である二の腕もできやすい部位です。これは、二の腕の裏側の筋肉が使われにくいということが原因です。日常生活で力こぶである二の腕の前側は使われますが、「ふりそで」とも言われてしまう二の腕の裏側はあまり使われていないのです。
そのため、セルライト撃退には、日常生活でつかわれにくい二の腕の裏側の筋肉(上腕三頭筋)を鍛えて、筋力アップすることが必要になります。
二の腕は筋肉がつきにくいため、脂肪がつきやすく燃焼されにくいです。また、筋肉量の少ない部位は、血行が悪くなりやすく、老廃物の蓄積や冷えを生じてしまうため、セルライトになりやすいのです。
セルライトを除去するためには筋肉を付け、血行を促進し、冷えやむくみを解消することが大切です。二の腕の筋力アップは、筋力トレーニングが有効です。日常的に使われにくい筋肉であるからこそ、意識的に筋肉を使うことが大切なのです。
二の腕の裏側の筋肉は上腕三頭筋と言います。上腕三頭筋は、ヒジを伸ばす時に緊張する筋肉であるため、腕を伸ばす時や何かを押す時などに使われます。ヒジを伸ばした時に、裏側に浮き出る筋肉なので、トレーニングを行う時にはこの上腕三頭筋を使っていることを意識しながら行うと良いでしょう。
安定したイス(またはベンチ)・ダンベル(なければペットボトルに水を入れたもの)を使って行います。
- イスに右ヒザと右手をつき、ダンベルを持った左手は
90度に曲げましょう。 - 脇を開かないようにして、左のヒジを伸ばします。
(伸ばすことで上腕三頭筋が使われるので、ヒジを伸
ばしきることが大切です。) - 伸ばした腕をゆっくりと戻します。1~3を10~15回ずつ
行いましょう。
右手も同様に行います。
ゆっくりで良いので、二の腕の裏側の筋肉を使っていることを意識して行うことが大切です。ダンベル(ペットボトル)が重すぎるとヒジに負担がかかりやすいため、負荷をかけすぎないことが大切です。