カラオケで簡単カロリー消費、痩せる歌・ジャンルを紹介

カラオケで歌い終えた後、右下に「消費カロリー○○」と数値が出ているのを見たことはありませんか？これは“ＤＡＭ”というカラオケ機種に搭載されているもので、歌って消費したカロリーの目安を表示してくれる便利な機能の一つです。

ストレス解消や娯楽で行うカラオケですが、実は歌を歌うことで、カロリーが消費できるんです。消費カロリーをチェックできるのですから、ダイエットに役立てられますね！
また、歌を歌うことでカロリー消費だけでなく、基礎代謝UPも期待できます。

「カラオケダイエット」、陰ながら新たなダイエット方法として、広まりつつあります。

カラオケで出来るダイエット、痩せる理由は「呼吸」にあった！

「歌うだけでやせる」と書くと、なんだか悪徳商法のようで信用できませんね。（笑）
では、カラオケで歌うことがどうしてダイエットへと繋がっていくのかを説明しましょう。
カラオケダイエットのポイントは、鼻歌程度の軽い歌い方ではなく、しっかりと大きな声で歌う所にあります。
歌を歌う時、「息継ぎ」を頻繁に行ないます。無意識に行っている人が多いですが、ダイエット効果のヒミツは「息継ぎ」にあるのです。

歌うときの腹式呼吸にダイエット効果が！？

大きな声で歌う時には、自然と大きく吸い込んで吐く「腹式呼吸」になります。腹式呼吸はダイエット効果の高い呼吸運動の一つです。
呼吸には通常行っている「胸式呼吸」と「腹式呼吸」がありますが、腹式呼吸は有酸素運動であり、脂肪の燃焼を促進させて、気になるお腹周りを引きしめることができるのです。

カラオケを楽しみながらダイエット。空腹感によるイライラもなく、面倒な運動も必要ありません。いろんなダイエットに挑戦してきたけれどなかなか長続きできなかった…という人におすすめ、手軽なダイエットです。

腹式呼吸とは？

普段行っている呼吸は胸式呼吸であり、胸の骨（胸郭）を使って行います。息を吸う時に胸が膨らみ、肩が上がっているならば、その呼吸は胸式呼吸です。普段無意識に行っている呼吸は、この胸式呼吸の場合が多いです。
また、歌を歌う時の「息継ぎ」は腹式呼吸です。横隔膜を大きく動かして呼吸を行います。息を吸うとお腹が膨らみ、息を吐き出すとお腹はへこみます。
つまり、胸郭を使って行うのが胸式呼吸、横隔膜を使って行うのが腹式呼吸です。
使っている部位の違いだけでなく、胸式呼吸と腹式呼吸には得られる効果に大きな違いがあるのです。

腹式呼吸は太りにくい体を作る！

腹式呼吸によって横隔膜を大きく動かすと、内臓の血液の流れが良くなり、内臓の活動が盛んになってエネルギーの消費量が増えます。さらに、内臓の働きが活発になることで、摂取した栄養素を効率良くエネルギーに変えることができ、脂肪を溜めにくい体質を作ることができます。

腹式呼吸のリラックス効果

腹式呼吸は副交感神経を働かせる効果があります。副交感神経は、心と体の緊張を解きほぐすように働く神経であり、心も体もリラックスさせてくれるのです。
緊張やイライラを感じて、深呼吸をしたことはありませんか？この深呼吸も腹式呼吸であり、副交感神経を働かせてくれるので、心と体を落ち着かせてくれるのです。

カラオケダイエットの効果を高める３つのポイント

せっかく楽しいカラオケなのですから、細かいことは気にせず楽しみたいところですが、効果を高めるポイントを3つだけ確認しておきましょう。

ポイント１：飲み物・食べ物に注意

カラオケに行くと、ついつい飲食してしまうものです。せっかくカラオケでエネルギーを消費しても、それを上回るエネルギーを摂取してしまうと、反対に太ってしまいます。
飲み物、食べ物の摂取はほどほどにしましょう。

ポイント2：1曲は演歌やバラード曲を取り入れよう。

バラードや演歌の曲は、お腹から声を出すように歌わなければ上手に歌えません。バラードや演歌の曲のほうが腹式呼吸を活用しやすく、ダイエットにはおすすめです。
また、ノリの良い曲の方がカロリーを消費できるように感じてしまいますが、まったりとしたバラード曲のほうがカロリーの消費量が高い場合が多いようです。

ポイント3：振りをつければさらにダイエット効果UP！

腹式呼吸だけでもダイエット効果が認められるカラオケですが、さらに効果を高めるに、振りも付けて歌ってみてはいかがでしょうか？
ダイエット効果が高まるだけでなく、場の雰囲気も盛り上がること間違いなしです。

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