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基礎代謝を上げる方法③ ~基礎代謝量を計算・適したカロリーに~

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ダイエットを始めると、食事制限を行う人が多いです。たしかに摂取カロリーを減らすと脂肪の減少にもつながりますが、栄養バランスがとれていなければ筋肉量の減少も招いてしまいます。
食事制限をした結果、体重は減少したけれど、脂肪が減ったのではなく筋肉が落ちただけ……ということもあるんです。
体重が減って喜んでいても、筋肉が落ちて基礎代謝量が減少してしまっては、カロリーを消費しにくい太りやすい体質を作ってしまうことになります。これは、ダイエット成功とは言えませんよね……。

基礎代謝-カロリー計算

摂取カロリーを減らしすぎてしまうと……

ダイエット中は、「摂取カロリーは少なければ少ないほど良い」と思ってしまうもの。
でも、生命を維持するために最低限必要なカロリーってあるんです。呼吸したり、心臓を働かせたり……生きていくために必要な働きにも、エネルギーは必要になります。心拍や呼吸などの体の働きで、自分で気付かないうちにエネルギーを消費しているんです。
この生きるために必要なエネルギーは、食べ物から摂取しなければいけません。

もし、基礎代謝量よりも、消費カロリーが少なくなってしまうと、

生きていくためのエネルギーが不足 → 筋肉を分解してエネルギーを得る → 筋肉量が減少 → 基礎代謝が低下 → 太りやすく痩せにくい体質に……

このように、消費カロリーを減らしすぎると、体重は減るかもしれませんが、太りやすい体質を作ってしまうことになり、リバウンドの原因になってしまいます。
ダイエット中は、体重計の数字に敏感になってしまいますが、体重よりも体脂肪の減少を意識することのほうが大切だと言えますよね。

摂取カロリーの目安

「消費カロリー < 摂取カロリー」になると、使い切らなかったエネルギーが脂肪として蓄積されてしまいます(ダイエッターの皆さんなら、よく知ってることかもしれませんが……)。
だからと言って、「摂取カロリー < 基礎代謝量」となると、筋肉量が減少して基礎代謝が低下してしまいます。

つまり、ダイエットするためには「基礎代謝量 < 摂取カロリー < 消費カロリー」である必要があると言えますよね(ちなみに、体重維持を目指すためには摂取カロリー = 消費カロリーとなることが望ましいです)。

また、基礎代謝量よりも多くエネルギーを摂取しなければいけないのですが、基礎代謝量=摂取カロリーでは活動のためのエネルギーが不足して体調不良などを招いてしまいます。

身体活動レベルに合ったエネルギー摂取が大切

よく体を動かしている人と全然体を動かさない人では、消費エネルギーはもちろん違いますよね。 厚生労働省では、身体活動レベルに応じたエネルギー摂取を推奨しています。

身体活動レベル 生活の内容と1日あたりの消費カロリー量の計算式
低い 生活の大部分が剤で、静的な活動が中心。
1日あたりの消費カロリー量(必要なカロリー量)=基礎代謝量×1.5
普通 座位中心の仕事だが、職場内での移動や立位でも作業・接客等、あるいは通勤・買い物・家事、スポーツ等のいずれかを含む。
1日あたりの消費カロリー量(必要なカロリー量)=基礎代謝量×1.7
高い 移動や立位の多い仕事への従事者。あるいはスポーツなど余暇における活発な運動習慣をもっている。
1日あたりの消費カロリー量(必要なカロリー量)=基礎代謝量×2.0

※厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2005年版)」より参照

カロリーコントロールは、基礎代謝量を下回らないようにすることはもちろんですが、自分の活動量に合わせて行う必要があるのです。

基礎代謝量

自分の基礎代謝量って把握していますか??筋肉の量や体温など、さまざまな違いによって基礎代謝量は違ってくるので、基礎代謝量の正確な数値を算出するのって難しいんです。
また、基礎代謝量を算出する計算式は多数発表されているので、計算式の違いによって算出される数値に違いがでる場合もあります。

ダイエットSlismでは、一般的にも用いられているハリス・ベネディクトの式を用いていますが、この計算式は、もともと日本人のために作られたものではなく、欧米人が対象となっています。そのため、ハリス・ベネディクトの式で導き出した基礎代謝量は、日本人にはちょっと高めに算出される可能性があります。

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