マッサージは首や肩のコリをほぐしてくれるだけではありません。
肌がツルツル・スベスベになったり、気になる皮下脂肪の解消にも一役買ってくれます。
皮下脂肪でタプタプになった体や凸凹の肌には、こんなマッサージが効果を発揮します。
憎い皮下脂肪は、つい指でムニュムニュと揉んでしまいます。
そんなことじゃ取れないと分かっているけど…という心境ですね。しかし、この「揉む=マッサージ」という行為が、皮下脂肪の燃焼を助けることに繋がっているのです。
女性は冷え性の人が多いです。
冷え性の程度は人それぞれですが、なかには靴下を履かないと眠れない、夏でも厚いストッキングやスパッツが欠かせないという重症の人もいます。
これらの人に共通していることは、血液循環が良くないということです。血液循環が良くないと、肩コリなどの体調不良に悩まされるだけでなく、脂肪がなかなか燃えない痩せにくい体になってしまいます。
血行不良を改善するためには、マッサージが有効です。エステなどでプロの施術を受けることもできますが、自分で行うこともできます。
特別なスキルはいりませんし、長時間行う必要もありません。1日10分ほど、学校・会社のお昼休みや休日にのんびりテレビを見ながらなど、リラックスしながら行ってください。
別のページで少し紹介しましたが、マッサージはセルライトの解消にも役立ちます。
マッサージは血行不良を改善するほか、リンパの流れを良くするので、体の中にたまった老廃物が排出されやすくなります。
セルライトは、肥大した脂肪と老廃物の塊であると言われていますが、リンパには老廃物を回収・運搬する働きがあります。マッサージによってリンパ液の流れがよくなれば、皮下脂肪の燃焼を促進する効果だけでなく、セルライトの解消にも効果が期待できます。
マッサージはあくまでも「皮下脂肪の燃焼を助ける」方法であり、マッサージで脂肪を燃焼できるわけではありません。そこを勘違いしないよう気をつけてください。
マッサージによって、皮下脂肪が燃えやすい状態になった後は、やはり運動や食事療法などプラスの努力が必要です。
「毎日揉んでいるのに、ちっとも痩せない!」という場合には、マッサージの後に運動をプラスすると、マッサージの効果を高めることができるでしょう。ほぐれた脂肪を燃焼してあげる運動を組み合わせると良いです。