唐辛子がダイエットに役立つ！？

唐辛子は日本だけでなく、世界中で親しまれているスパイスです。七味や一味などは、どの家庭にもある調味料であり、決して珍しいものではありませんよね。
しかし、当たり前のように使っている唐辛子は、料理に辛味を加えるだけなく、ダイエットの味方でもあるのです！

リーズナブルで、どの料理にも合う唐辛子にダイエット効果があるならば、ぜひ活用したいですよね！？
唐辛子のダイエット効果を確認していきましょう。

唐辛子は脂肪の着火材

唐辛子の辛味成分｢カプサイシン｣が体内に入るとアドレナリンというホルモンが分泌され、脂肪の分解を活性化します。

脂肪はそのままでは燃えません。脂肪は一度分解されて、それから燃焼します。
アドレナリンは、脂肪を分解して燃焼しやすい状態にしてくれるのです。
唐辛子に含まれるカプサイシンは、脂質分解を促進し、燃焼効率を高める効果があるので、運動と組み合わせることで、多くの脂肪を燃やすことができ、高いダイエット効果が期待できます。

では、運動を行なわなければどうなるのでしょうか？
カプサイシンは脂肪を燃やしてくれるわけではないので、せっかく燃えやすい状態になっている脂肪も、運動を行なわなければ減らすことはできません。
カプサイシンのダイエット効果を生かすためには、運動が必要なのです。

唐辛子を摂取するタイミングは？

カプサイシンを運動の30分前に摂取することで、脂肪の燃焼が促進されるというデータがあります。
食事で唐辛子を摂取し、30分程度安静にしてから運動すると良いでしょう。

唐辛子の摂取方法はたくさんあります！

唐辛子と言うと、調味料のイメージが強いため、そんなに摂取できないのでは？と思っている人もいるかもしれません。
しかし、唐辛子を含んだ食品はたくさんあるので、調味料以外でもカプサイシンをしっかり摂取できます。
多くの唐辛子食品を取り入れて、脂肪燃焼効果を高めましょう！

一味と七味 どっちがダイエット効果が高い？

日本では、唐辛子を原料とした調味料で最も一般的なのが｢一味｣と｢七味｣ではないでしょうか。
ダイエット向けの唐辛子は、ダイエット効果の高いカプサイシンを多く含んでいるものです。そのため、唐辛子以外の原料も使っている七味唐辛子より、唐辛子オンリーの一味唐辛子のほうがカプサイシンによるダイエット効果が得られるでしょう。

キムチは手軽に食べられるカプサイシン料理

カプサイシンを含んでいる食べ物として有名なのはキムチではないでしょうか。キムチの色を見て見当がつくかもしれませんが、キムチは唐辛子を大量に使っています。
カプサイシンは加熱しても成分に影響はないので、キムチはそのまま食べても、加熱調理しても効果が得られます。

カプサイシンを手軽なサプリメントで摂取

カプサイシンのダイエット効果が注目され、カプサイシンのサプリメントも登場しています。
辛いものが好きな人は、唐辛子を摂取するのは苦になりませんが、辛いものが苦手な人はなかなか摂取しにくいですよね。
サプリメントならば辛さを感じることなく、カプサイシンを摂取できます。
また、唐辛子とサプリメントを併用してカプサイシンを摂取するのも良いでしょう。

ハバネロのお菓子は効果あり！？

近年、おやつやおつまみにハバネロのお菓子が多く販売されています。
しかし、ハバネロのお菓子でカプサイシンを摂取できるのでしょうか？
激辛お菓子ブームの火付け役になった東ハトの｢暴君ハバネロ｣を取り上げてカプサイシンが含まれているか見てみましょう。

｢暴君ハバネロ｣は、現在では様々な種類が発売されていますが、2010年に発売されたものだけでも｢最凶の暴君ハバネロ｣･｢ウマ辛暴君ハバネロ｣などをはじめ合計8種類のハバネロ菓子が発売されました。
東ハトの公式ページによると最も新しい｢燃え辛暴君ハバネロ｣は｢ウマ辛暴君ハバネロ｣に比べてカプサイシンの量を200%配合していると掲載されています。ハバネロのお菓子にもカプサイシンは含まれているようです。

しかし、カプサイシンをお菓子から摂取するには、注意しなければいけない点もあります。
それは、お菓子のカロリーです。ウマ辛暴君ハバネロ1袋(78g)は422kcalと、やはりスナック菓子なのでカロリーが高めです。
いくら脂肪分解を促進する効果が得られたとしても、カロリーオーバーでは意味がなくなってしまいます。
お菓子でカプサイシンを摂取する場合には、カロリーに気をつけて、食べ過ぎないようにしましょう。

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