白湯のダイエット効果をさらにUPさせるためショウガを加えてみた
- 2011年12月15日
- 投稿者:小林 ほのか
- コメント:0 件
白湯(さゆ)は、ダイエットだけでなく健康維持や美容にも良い飲み物。温度の違いだけで、同じ水でも効果には大きな違いがあるんです。
「どうせ飲むなら冷えた水をゴクゴク飲みたい」という人もいるかもしれませんが、冷たい水はダイエット効果を下げてしまうことも……。
白湯の魅力や白湯にショウガをプラスした「ショウガ白湯」について解説していきます。
白湯の効果
白湯は「湯冷まし」とも言い、水を沸騰させてから40~50度くらいに冷ましたぬるま湯のことを言います。
赤ちゃんに飲ませたり、病気の時に飲んだり……体に優しいイメージがありますよね。
体を温めるならば、もっと温度が高い方が良いような気がしますが、温度が高すぎると喉や食道、胃などに刺激を与えてしまうので良くありません。体温より少し高めの温度が効果的なんです(体温より低い温度では体を冷やしてしまうので注意しましょう)。
白湯には、次のようなメリットがあります。
- 胃腸に負担をかけない。
- 一度沸騰させているので、カルキなどを飛ばすことができる。
- 内臓を温めることができ、体全体が温まる。
- 血液循環が良くなる。
内臓の温度のことを深部体温と言います。体の表面の温度である皮膚温に比べて外界の影響を受けにくく、摂取した食べ物や飲み物などの影響を受けやすいです。
この内臓温度は普段の生活では感じにくいと思いますが、実は代謝に大きく影響しているんです。内臓温度が高まると、基礎代謝がUPして痩せやすく太りにくい体質を作ることができます。
さらに、深部体温が高くなると、血液循環を促進するので老廃物の排出が高まり、むくみ解消効果・痩せやすい体質を作る効果などが得られます。
白湯 + ショウガ でダイエット効果UP!
白湯ダイエットは内臓の温度を高くすることで、さまざまな効果が得られます。
さらに、体を温める効果がある食品として注目されている「ショウガ」をプラスしてみてはどうでしょう!?
「ショウガ紅茶」「ショウガココア」などでもお馴染みの、ショウガを白湯にプラスしてみました!
写真のように、しょうがのスライスを白湯にプラス。すりおろしたショウガを使用するよりも、しょうがの辛味が少なく、飲みやすいです。
ゆっくりゆっくり飲んでいたのですが、おなかがすごくポカポカします。そして体がすごく温まります。最後に残ったショウガがもったいない……と思い、少し食べてみましたが、やはり直接食べるのは筆者にはちょっと辛めでした……。
1杯飲んだだけで体が温まるのを実感できました。冷え性の人におススメです。
ショウガは冷凍しておくと便利!
毎回ショウガを用意するのが大変だという人は、チューブのショウガを使用するのも良いですが、スライスしたショウガを冷凍保存しておくという方法もあります。
飲み物にプラスするだけでなく、煮物などにも使用できて便利ですよ!
スライスしたショウガを保存袋などに入れて冷凍するだけなのですが、ショウガが重ならないようにして冷凍するのがポイント。重ねてしまうと、くっついて固まってしまうんです。
ショウガ紅茶とどっちが良い?
ショウガ紅茶ダイエットが話題となりましたが、白湯にショウガを入れるのと、紅茶にショウガを入れるのとではどっちが良いのでしょう??
ショウガ紅茶のダイエット効果もショウガの効能による部分が大きいので、ショウガ紅茶のメリット・デメリットなどを考慮して、自分に合った方を取り入れると良いでしょう。ショウガ白湯とショウガ紅茶を組み合わせるのも良いですね。
朝一番に飲む場合や胃腸の弱い人は、胃にやさしいショウガ白湯がお勧めです。
ショウガ紅茶のメリット
- ショウガの効能だけでなく紅茶の効能も得られる
(紅茶に含まれているカフェインは、運動前に摂取することで脂肪燃焼を促進する効果があります)
ショウガ紅茶のデメリット
- 温度が高いまま飲んでしまうと、白湯に比べて胃や食道などに負担をかけてしまう
- 紅茶に含まれている色素が歯の着色汚れの原因となる
(歯の着色汚れを防ぐには、こまめにケアする必要があります。) - カフェインを含むため、妊娠中や授乳中は過剰摂取に注意しなければならない
ショウガの効果
ショウガには、ジンゲロンやショウガオールなどの成分が含まれています。これらの成分には、胃腸の働きを促進する効果や、抹消の血行を良くする効果があります。また、ショウガオールには、新陳代謝を促進する効果もあります。
白湯にショウガを加えることによって、白湯の基礎代謝UP・血行促進などの効果を高め、ダイエット効果を高められるんです。