鍋でダイエットするなら気をつけたい具材5選
- 2011年12月8日
- 投稿者:小林 ほのか
- コメント:0 件
ダイエットに鍋を取り入れる「鍋ダイエット」がありますが、「鍋」と一言で言っても、キムチ鍋にすき焼き、水炊きなど……いろんな鍋がありますよね!? 最近は定番の鍋だけでなく、チーズ鍋、トマト鍋など、いろんな鍋が登場していますね。
鍋に入れる具といったら、白菜に春菊、キノコ、豆腐……とヘルシー食材が思い浮かびますが、実はちょっと注意しておきたい具材も……!! 鍋=低カロリーと安心しきってはいけません。具材によってカロリーは大きく変わるんです。ダイエット中は気をつけたい高カロリー具材をチェックしていきましょう。
鍋のカロリーをUPさせる要注意具材
鍋は油を使わないのでカロリーを抑えられるのですが、やはりいくら鍋でもカロリーの高い食材を使用すれば、カロリーがアップします。「脂が抜けるから良い」と思っている人もいると思いますが、食材から抜けた脂はスープに溶け込んでいるので、摂取せずにすむというわけではありません。
鍋でダイエットするならば、具材選びやカロリーを抑えるためのひと手間が大切なんです。
[豚肉] 使う部位によって100gあたり200kcalも違いが出る!
ダイエッターならば鍋料理に限らず、お肉のカロリーには注意しなければいけませんよね。
部位や脂身のつきかたによってカロリーは大きく違ってきます。脂身を取り除いたもも肉では、100gあたり約148kcalなのに対し、脂身の多いばら肉では100gあたり386kcalにもなります。脂身の多いお肉の方がコクは出るのですが、その分カロリーが高くなってしまうんです。
豚肉を使用する場合には、なるべくばら肉の使用を避け、ロース肉やもも肉を使用するとカロリーを抑えることができます。脂身のついたロース肉の場合には、脂身を取り除くと良いでしょう。ロース肉の場合、脂身がついているのといないので、100gあたり約60kcalも違います。
[鶏肉] 皮の有無でカロリーが全然違う!
鶏肉の皮を取り除いてカロリーを抑えるのは、ダイエッターなら常識かもしれませんね。
鶏肉の皮を取り除いて使用することで、100gあたりで約100kcal違います。鶏肉の皮を取り除くと、料理のコクに違いが出ることや、皮の部分に多く含まれているコラーゲンが摂取できなくなるなどのデメリットもありますが、ダイエット中は脂質やカロリーの摂取を抑えることを重視したいものですね!?
また、鍋にはもも肉を使用する人が多いですが、むね肉やささみにはたんぱく質が豊富に含まれています。むね肉とささみは火を通しすぎるとかたくなってしまうので、加熱時間に注意しましょう。むね肉は値段が安いので、上手に取り入れたいですね。
[あん肝] あんこう鍋には欠かせない具材ですが……
あんこうの身は脂肪分が少なく、コラーゲン豊富な、女性にうれしい食材です。でも、「あんこうで一番美味しいところ」とも言えるあん肝は、脂肪分たっぷりで高カロリーなんです。あんこうの身が100gあたり58kcalなのに対し、肝は100gあたり445kcalもあります。
「あん肝の入っていないあんこう鍋なんて……」と思う人も多いですよね。どうしても食べたくなってしまう人は、ダイエット中はあんこう鍋を控えたほうが良いかもしれませんね……。
[油揚げ] もとは豆腐だからって油断できない!
油揚げは豆腐を揚げたもの。豆腐はダイエット中でも安心して食べられる食材ですが、さすがの豆腐だって、油で揚げれば高カロリーになってしまいます。豆腐(木綿)が100gあたり72kcalなのに対し、油あげは100gあたり386kcalもあります。油揚げ1枚(25g)で96.5kcalもあるんです。
油揚げは大豆からできているので油断しやすいのですが、実はカロリー高めの食材だったんです。でも、油あげもひと手間かければカロリーダウンできます。油抜きをすれば、カロリー・脂質ともに抑えることができます。鍋に限らず、油あげは利用する機会が多い食材ではないでしょうか?ひと手間かけて、脂質の摂取を抑えましょう!
[カレールウ] 定番鍋になりつつあるカレー鍋の主役
数年前からカレー鍋が人気を集めていますね! 近年は定番鍋の仲間入りをしそうなほどの人気です。
市販のカレー鍋のもとを利用する人もいると思いますが、自分でカレー粉や市販のカレールウを使用してスープを作る人も多いと思います。
自分でスープを作る場合には、カレールウを使用するよりも、カレー粉を使用した方がカロリーを抑えることができます。市販のカレールウは、約35%が脂質です。そのため、カロリーも高いんです。
カレールウの一かけはだいたい20~25gですが、それだけでだいたい100~125kcalもあります。カロリーを抑えるならば、カレールウではなく、カレー粉を使用するのがおススメです。
しめはおじや? うどん? ラーメン?
鍋には欠かせない(!?)しめのおじややうどん。最近はしめにラーメンやパスタを入れたりもしますよね!? ご飯はおじやにすると、量が増えるので、量のわりに低カロリー……そんな認識はありませんか?
でも、鍋のおじやは鍋の旨みをご飯が吸ってすごく美味しいのですが、スープに含まれている脂質も一緒に吸収しているんです。うどんの場合は、ご飯ほどスープを吸収しませんが、うどん一玉(250g)でだいたい260kcalもあるのですから、やはりカロリーオーバーの原因になります。もちろん、ラーメンやパスタも同じことが言えます。
ダイエット中であっても、やはり炭水化物を摂取する必要がありますが、しめのおじややうどんを食べ過ぎないように注意してくださいね。
おじやを食べるならば、鍋の具材をなるべく低脂質にしたり、鍋を食べる量を少なめにしたり、カロリーの調整をすると良いです。鍋のしめは、ごはんやうどんのカロリーだけでなく、スープのカロリーも摂取しているということをしっかり覚えていてください。