男のダイエットは内臓脂肪対策が必須！お腹が出てきたら要注意

男性の中には、「男がダイエットなんて」と思っている人もいるかもしれませんね。でも、女性は自分のヤセ願望はもちろんですが、痩せている男性を好む傾向があるんです。実は、男性のダイエッターはすごく増えているんですよ。
発展途上国では、太っている男性は「裕福である」と受け取られるようですが、先進国では「自制心がない」と受け取られてしまいます。「最近お腹が出てきたな」と思っている方、ダイエットを始めましょう！

それに、男性の肥満は生活習慣病につながりやすく、女性の肥満よりも健康面への悪影響が大きいです。「ダイエットは女性のするもの」なんて、古い事を言っている人はいませんか？ 男性だってダイエットが必要なんです。
最近太ってきた彼やダンナさんを持つ女性は、見た目だけではなく、健康のためにも、ダイエットを勧めた方が良いかもしれませんね。

男性はお腹が出やすい

男女問わず、お腹周りの脂肪には悩まされてしまいますが、女性は下半身に皮下脂肪がつきやすいのに対し、男性は内臓のまわりにつく脂肪「内臓脂肪」がつきやすいです。
女性が二の腕だの、太ももだの……と脂肪のつく部位がさまざまであるのに対して、男性は内臓の周りにつきやすいです。つまり、つまめるような脂肪がついていなくても、内臓周りには脂肪がついていて、お腹が出てきてしまうんです。

昔ははけたはずのジーパンも、「ウエストだけがキツイ」ってことありませんか？ これは、内臓に脂肪が蓄積している証拠かもしれません。

内臓脂肪型肥満って？？

内臓脂肪型肥満は、お腹まわりが大きくなってしまうことから「リンゴ型肥満」とも呼ばれています。皮下脂肪の多い肥満が皮下脂肪型肥満、内蔵脂肪の多い肥満が内臓脂肪型肥満です。
男性に多い、この内臓脂肪型肥満。実は生活習慣病の原因になりやすく、最悪は命に関わるような病気を引き起こしてしまうのです。

皮下脂肪ならばつまめばわかりますが、内蔵脂肪は内臓のまわりに蓄積しているので、目で見ることができません。CTスキャンでお腹を輪切りにした画像によって、実際に内臓脂肪を見ることもできますが、内臓脂肪が蓄積しているかどうかは、お腹周りのサイズとBMIで判断できます。
自分ですぐに確認できてしまうんです。では、すぐにメジャーと電卓のご用意を……。

内臓脂肪対策はどうする？

男性に多い内臓脂肪も、女性に多い皮下脂肪も、基本的にはダイエットは一緒です。適度な運動と、食事の改善です。手っ取り早く内臓脂肪を減らす方法などは、残念ながらありません。
でも、内臓脂肪は皮下脂肪に比べて落としやすいという特徴があるので、地道に続けていれば、内臓脂肪は解消できますよ。

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