水切りヨーグルトの「水(=ホエー)」が万能な件【利用法7つ】
- 2013年8月19日
- 投稿者:小林 ほのか
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なんとなくジャマに感じてしまう、ヨーグルトの上にある「水」。特に、水切りヨーグルト※を作ると、たくさん出てきますよね!?
この「水」、もしかして捨ててはいませんか!?栄養価が高いということは知っていても、「どう使えば良いのかわからない」という人も多いと思いますが、意外に何にでも使えて万能なんです。
※水切りヨーグルトってどうやって作るの?という方は、こちらでご確認ください。
ヨーグルトから出てくる水分の正体は…??
ヨーグルトから出てくる水は、乳清(ホエイ/ホエー)です。大部分が水分ですが、ラクトフェリンなどのタンパク質、ビタミン、カルシウムなどを含んでいます。特に、乳清に含まれているタンパク質は、アミノ酸バランスに優れていて、低脂質で効果的にタンパク質を摂取でき、ダイエット中にはうれしい食品です。
食べ過ぎを防げる!?ダイエッターにうれしいホエーの効果
乳清には、グリコマクロペプチドというペプチドが含まれていますが、このグリコマクロペプチドは、食欲を低下させたり、満腹感を得やすくしたり、食欲に影響を与えるホルモン「コレシストキニン」の分泌を促進するとされています。
「ホエイ」は何にでも使える万能食品!乳清利用法7つ
ホエイは、幅広い料理に活用可能です。ここでは、7つのホエイ活用レシピを紹介していますが、これだけでなく、さまざまな料理への活用が可能なので、他の料理にもぜひチャレンジしてみてくださいね。
※※牛乳アレルギーがある場合には、乳清の摂取は避ける必要があります。ご注意ください※※
【牛乳+ホエー】で まるで飲むヨーグルト!
ホエイと牛乳を1:1の割合で混ぜ合わせ、お好みではちみつや砂糖を加えれば、飲むヨーグルトのようなホエイドリンクの完成です。
ホエイが少量しかない場合には、ホエイ:牛乳=1:2でもOK!ホエイの割合が高い方が、酸味が加わってヨーグルトの風味に近くなります。
【炭酸水+ホエー】で 炭酸水が苦手な人でも飲みやすく。
炭酸水にホエーとはちみつ(適量)を加えることによって、炭酸水が飲みやすいジュースのようになります。(炭酸水:ホエー=1:1くらいがオススメです。)
炭酸水の炭酸ガスには、満腹感を得やすくして食べ過ぎを防ぐ効果があるため、ダイエットに役立つドリンクと言えます。
それならば、「低カロリーの炭酸飲料でも同じでは?」と思う人もいるかもしれませんが、低カロリーや0kcalの炭酸飲料には、人工甘味料が多く使用されているのに対し、ホエーで作ったジュースならば、ホエーの栄養だけでなく、はちみつの栄養も摂取できます。
【カレー+ホエー】で いつものカレーにコクをプラス!
普段作っているカレーにホエーを加えることで、コクとまろやかさがUPします。ホエーを入れてカレーを作る際は、水の分量をホエーの分だけ減らして作ります。ホエーがたくさんある場合には、水の代わりにホエーを使用して作ると良いでしょう。
また、ホエーはカレーだけでなく、トマト煮などの煮込み料理にも活用できます。
【スープ+ホエー】で 味に深みをプラス!
ホエーはどんなスープとも相性が良く、味噌汁に入れてもOK!味噌汁は作る機会が多いと思うので、「ホエーがいつも余ってしまう」という人にオススメです。水とホエーが2:1くらいの割合が、酸味が気にならず、オススメです。
もし、味噌汁にホエーを加えることに抵抗があるならば、トマトスープやコンソメスープに使用すると良いでしょう。
【ご飯+ホエー】で 味に影響なく栄養価UP!
ご飯に酸味!?と、抵抗を感じる人もいるかもしれません。でも、ホエーだけでご飯を炊くのではなく、水で薄めて使えば、味に影響することなく、ホエーの栄養をご飯で摂取できます。
お米2合に対してホエー1カップ(200cc)の割合がオススメです。お米をといだら、ホエーを加え、ごはんの分量に合ったメモリまで水を加えて炊きます。
一度食べてみて酸味が気にならなかったら、ホエーの割合を増やしてみるのも良いと思います。酢飯にする時などは、全量ホエーで炊いても味に影響しにくいでしょう。
【お肉+ホエー】で お肉が柔らかく!鶏胸料理もふっくら
お肉をヨーグルトに漬け込むと柔らかくなるということは、ご存知の方も多いと思います。ヨーグルトに含まれている乳酸菌が、お肉の繊維をほぐしてくれるので、柔らかくふっくらとしたお肉になるんです。
ホエーにもヨーグルトと同様に乳酸菌が含まれていますから、ホエーに漬けこむことによって、お肉を柔らかくできます。
【果物/野菜+ホエー】で 野菜ジュースに。
自家製のフルーツジュースや野菜ジュースを取り入れている人も多いと思います。ミキサーに好みの果物・野菜に水などを入れて撹拌すると思いますが、水の代わりにホエーを使用すると、美味しくて栄養価の高いジュースを作ることができます。ホエーに加えてヨーグルトを加えれば、果物・野菜を使ったヨーグルトドリンクを作れます。