ダイエットを失敗する人に見られる4つの傾向
- 2011年5月12日
- 投稿者:二拾七
- コメント:0 件
ダイエッターが最も心配するリバウンド。
リバウンドしてしまう人には以下の4つの共通点があるようです。
リバウンドする人の4つの共通点
- 目標がない
- 結果が出る前に諦めてしまう
- ストレスを溜めやすい
- 急激に体重を落とそうとする
これらの4つの点への対策を行えれば、リバウンドのないダイエットも可能になります。
どのような対策を行えば良いのでしょうか。
1.目標がない
「3kg痩せよう!」というような具体的な目標を設定しなければ、ダイエットを頑張る際の基準がなくなり、「続けよう」という気持ちがなくなってしまいます。
目標を設定することにより、目標に近づくことで達成感を感じられ、ダイエットの楽しみも感じられるようになります。
しかし、無理な目標を設定してしまうと、目標に近づいている実感が得られなかったり、「効果がないのではないか」と不安を感じてしまったり、逆効果になってしまいます。
目標を設定するときは、あまり短期間で痩せようと思わず時間をかけてゆっくり確実に痩せることを考えて設定するようにしましょう。
2.結果が出る前に諦める
ダイエットで急激にやせるのは、健康面・美容面において支障が出やすく、良いダイエットとは言えません。
ダイエットを始めると、体重の増減に一喜一憂してしまいますが、脂肪はゆっくり落ちていくので体重に現れるには時間がかかります。焦ってはいけないのです。
急激に体重が落ちるのを期待してしまうと、思うような結果にならない場合に、落胆したり、諦めてしまったり、良い結果につながりません。
美しく、健康的にやせようと思ったら、時間がかかるのは当たり前のことです。
短期的な結果を期待せず、もう少し続けてみようと思うことが大切です。
3.制限・強制されることによるストレス
ダイエットには食事制限や運動など、さまざまな方法があります。たくさんのダイエットがありますが、自分に適した方法でなければストレスになってしまいます。
ストレスは過食の原因になりやすく、ダイエットの失敗につながりやすいので、こまめに発散する必要があります。
「ストレスが溜まって、甘いものが食べたくなった」という経験はありませんか?
ストレスを抑制するホルモンに「セロトニン」がありますが、ストレスが溜まってセロトニンが使われると、セロトニンを増やす糖質を欲するようになります。
そのため、ストレスが溜まっているときに甘いものを食べると、ホッとできたり、安心できたりするのです。
また、セロトニンは満腹感を感じさせる働きもあり、セロトニンが不足すると、満腹感を得るまでに時間がかかり、食べ過ぎてしまいます。
ストレスを溜めていると、セロトニンが不足し、満腹感を得られずに過食になってしまうのです。
ストレスの発散方法は人によって異なりますが、自分に適した方法で、こまめにストレスを発散しましょう。
4.短期間で痩せようとするor短期間で急激に痩せた
短期間で体重を落とそうと思えばできないことはありません。脂肪と違って筋肉は使わなければすぐに落ちますし、水分を摂らないようにすると意外と体重は簡単に落ちていきます。
しかし、この方法では脂肪の量は変化せず、さらに基礎代謝が落ちて太りやすい体質になるというようなデメリットがあります。
「体重が減る=やせた」とは言えません。脂肪が減って体重が減ったのならば、やせたことになりますが、筋肉が落ちて体重が減ったのならば、ただ筋肉が脂肪に変っただけで、やせたことにはなりません。それどころか、基礎代謝が落ちて、エネルギーを消費しにくい体質になってしまっています。
極端な例ですが水分、脂肪、筋肉の割合で体重推移を表したグラフです。
ダイエット前にあった筋肉が使わないことにより減少。水分もあまり飲まないため水分量も減り結果として体重を落とすことができます。
この場合、リバウンドで戻るのは体重だけです。反対に脂肪は増えてしまっています。筋肉が落ちて、脂肪が燃えにくくなってしまったため、脂肪が増えやすいのです。
短期間で無理にやせようとせずに、ダイエットをするときは長期的な計画を立てて実行するようにしましょう。
ダイエットを失敗しないための対策
様々なダイエット方法がありますが、どのダイエット法にも共通する注意事項は、下記の4つです。
ダイエット成功のために心がけていきましょう。
- 目標を立てる(無理のない範囲で)
- 短期的な結果を求めない(長い目で見る)
- ストレスはこまめに発散する
- 短期間で痩せようとしないこと