栄養素の働きを知ることもダイエットの1つ
- 2011年3月10日
- 投稿者:二拾七
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栄養素の働きをしってダイエット効率UP↑↑
ダイエットに良いと言われる食品はいくらでもありますが、それらが持っている栄養素の効果を充分に引き出せていると自信を持って言えますか?
ダイエットの効果を最大限に引き出すためにも栄養素の働きについても知っておこう。
ダイエット中でも欠かせない栄養素
ダイエットをしていないときはもちろん、ダイエット中でも欠かすことのできない栄養素を紹介。
タンパク質
タンパク質は体の基本的な部分(筋肉や内臓など)を作るために必要とされています。
タンパク質が不足すると体内では不足分を補うために筋肉を分解してタンパク質を作り出します。筋肉が分解されてしまうと基礎代謝が落ちてしまい痩せにくい体質になってしまいます。
炭水化物・脂質
炭水化物は体や脳を動かすエネルギーとして利用されています。脂肪も同様の使われかたをしますが炭水化物だけではエネルギーが足りないときに利用されます。どちらも普通の食事をしていると不足するということはありませんが、ダイエット中で極端な食事制限をしている場合は注意が必要です。過剰摂取は脂肪になってしまうので気をつけなければなりませんが、不足してしまうと体内では「糖新生」と呼ばれる体の組織を分解して糖を作ろうとする働きが起こります。タンパク質のときと同様に筋肉も分解されるので痩せにくい体質になります。
どんな食品から摂取できるか
タンパク質 | 魚、豆、卵白、肉(ささみ・ひれ、胸肉など) |
---|---|
炭水化物 | 米、パン、芋、うどん |
脂質 | 肉、オリーブオイル、アボカド |
タンパク質・炭水化物・脂質を合わせて3大栄養素といわれているだけに体内で重要な働きをしています。多すぎず少なすぎずを心がけて食事を摂るようにしましょう。
ダイエット効率アップのための栄養素
ダイエットを効率よくするためにも不足しがちな栄養素や組み合わせて摂取することにより栄養の吸収効率があがるといった栄養素を紹介します。
ビタミンB2
ビタミンB2の効果は脂肪を燃焼させエネルギーにしてくれるというものです。ビタミンは通常の食事で必要とされている量を摂取することができますが、脂肪をより多く燃焼させるために少し意識をして摂るようにしましょう。ビタミンB群に含まれているものは水溶性のため摂りすぎた場合でも尿などとして体外に排出されるので脂質のように摂りすぎると体に悪いということはありません。
食物繊維
食物繊維には水溶性と不溶性の2種類あり、水溶性は果物、納豆などに多く含まれており、不溶性は豆類に多く含まれています。この2つの効果は異なっていて以下のようになっています。
食物繊維のもたらす効果 |
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水溶性食物繊維 | ・食後の血糖値の急上昇、コレステロールの吸収抑制効果 ・余分な栄養素を食物繊維に吸収して排出させる |
不溶性食物繊維 | ・大腸の働きを促す。 ・水分を吸収して膨れ上がるため食べすぎの防止 ・便秘解消 |
鉄分
鉄分は酸素を運ぶ役割をしているヘモグロビンを作るためにタンパク質と一緒に使われています。このため鉄分が不足しているときは、酸素を運ぶ機能がうまく働けずに貧血やめまい、だるさ、頭痛のような症状が表れます。
脂肪を燃やすためにも酸素は使われているので、鉄分不足でうまく酸素が運ばれないとダイエット効果も落ちてしまいます。
通常の食事をしていると鉄を過剰に取りすぎるということはありませんが、もし過剰に摂取してしまった場合も吐き気や下痢といった症状が表れるので注意しましょう。
カルシウム
カルシウムは普通の食事をしていても不足しがちと言われています。食事の制限をしているダイエット中はさらに注意する必要があります。
カルシウムが不足するとそれを補うために骨を分解してカルシウムを作ろうとします。これが原因で骨がスカスカになり、骨折しやすくなったり骨粗鬆症になったりします。ダイエットというよりは健康面での観点から必要であると言えます。
どんな食材から摂れるか
ビタミンB2 | レバー、うなぎ、納豆 |
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食物繊維 | 豆類、海苔やわかめなどの海藻類 |
鉄分 | レバー、煮干、干しエビ |
カルシウム | 煮干、わかめ、牛乳 |
このようにダイエット中でも欠かすことのできない栄養素があります。ダイエットをしていないときでも注意するとともに、ダイエットをしている人は特に成功させるためこれらの栄養素を意識して摂取することを心がけましょう。