空っぽのカロリーは太らない!?ダイエットとアルコールの組み合わせ
カロリーのほとんどが
エンプティカロリーな 「お酒」
エンプティカロリーとは、お酒に含まれているアルコールのカロリーのことである。
エンプティカロリーは体内に蓄積されることはなく、カロリー内に脂質などの栄養素が含まれていないことから“エンプティ(空っぽの)カロリー”と呼ばれている。
お酒を飲むと太るというイメージが強いが、お酒に含まれるアルコール由来のカロリーはカロリーオーバーの原因にはなっていない。
飲酒後、酔いの回り方は個人差によるが、アルコールを摂取すると顔に赤身を帯びたり、体が火照るのはアルコールに含まれるカロリーが優先的に代謝されているためである。
すなわち、お酒のアルコール分は肝臓で直ちに分解されて優先的にエネルギーとして消費されるため、身体に脂肪として蓄積されにくいエンプティカロリーとなっているのである。
エンプティーカロリーは体に栄養などが残らないとされていることから、「アルコールは太らない」という認識に変わりつつある。しかし、お酒を構成している栄養素はアルコールだけではない。
お酒の製造過程では、アルコール以外に他の材料も使われているため、「アルコール以外のカロリー」は少なからず摂取してしまうこととなる。そのため、お酒のカロリーはエンプティカロリーが大部分ではあるが、0kcalということではない。
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ここで、一般的な市販ビール(1缶350mlで150kcal程度)のエンプティカロリーを紹介する。
アルコールのカロリーは、1g当たり7kcalほどである。お酒に含まれているアルコール量は、種類や濃度によっても変化するが、350mlのビール一缶であれば14g程度とされている。
したがってビール1缶は、 7 kcal/g × 14 g = 98 kcal のエンプティカロリーとなる。
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アルコールは太るという認識が広がっていたことから、ダイエットにおいてもアルコールはNGと思っている人が多い傾向にあったが、近年ではアルコールが太るという認識に疑問を持つ人が増え始めた。
これはアルコールのカロリーが空っぽのカロリーであり、直接的な肥満の原因にはならないとされたためである。摂取量を抑えればダイエット中の飲酒も可能であるとされ、過剰な飲酒でない限り、脂肪増加に繋がる可能性は薄いと考えられている。
太る原因の高カロリーなおつまみ
もし、アルコールによって体重の増加が見られるとしたら、飲酒時に食べる食事に原因があると考えられる。
アルコールは、油っぽい食事や味の濃い食事などと相性が良いため、飲酒時に食べる食事はカロリーが高くなりがちになる。たとえ飲酒量を抑えても、料理を食べ過ぎることでカロリーは一気に高くなるため、できるだけカロリーを抑えた食事を心がける必要がある。
そして、お酒のおつまみが太りやすい原因として、前述の「アルコールを優先的に消費する」ということも重要である。アルコールの消費を優先させて「アルコール以外のカロリー」の消費は後回しにされてしまうため、消費し切れなかった栄養は脂肪として身体に残ってしまうのである。
カロリーを抑えながら飲酒するには、生野菜や豆類などを活用した料理であると脂質も抑えることが出来る。ただし、低カロリー料理であっても食べ過ぎは禁物である。
また、アルコールの過剰摂取は脱水症状を引き起こしたり、血栓を作りやすい状態の形成、生活習慣病(糖尿病や高血圧症など)のリスクが高くなるため、休肝日を設けることも大事である。
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