タダより怖いものはない！お得なダイエットモニターの落とし穴

「モニター」というと、無料で商品を試せたり、サービスを無料で受けられたり…お得な感じがしますよね。
ダイエット食品やエステなどのモニター募集もたくさんあります。すごく人気があるので、「募集したけど外れてしまった」という人も多いのでは？？

タダでダイエット食品や運動器具、エステなどを利用してダイエットができるのですから、こんなオイシイ話はありません。
でも、やはりオイシイ話の裏には、大きな落とし穴も…

ダイエットモニターとは？

ダイエットモニターは、ダイエット食品やエステ、運動器具などを無料で試して、その結果を企業に報告したり、アンケートに答えたりします。

ダイエットの場合は、体重が何キロ減ったとか、サイズがどれくらいダウンした…など、その製品やサービスを利用して、どのくらい成果が出たのかを報告するケースが多いです。
企業側がモニターを募集する目的は、商品やサービスの質を向上させることや販売促進などがあります。

もちろん、無料で痩せられるというメリットはありますが、信用できる商品・サービスで無い場合には、効果があるかどうかもわからないダイエット法を実践しなければならないというデメリットもあります。
また、雑誌などに掲載されている「私はこの商品を使ってこんなに痩せました！」というような広告ページに、写真付きで登場しなければいけないこともあるかもしれないですよね…。

ダイエットモニターには、メリットだけでなくデメリットも存在することを覚えておかなければなりません。

モニター当選したことで詐欺にあうことも…

正当な目的のためにモニター募集を行なっている企業もあれば、中には商品を売りつけることを目的にモニター募集を行なっている場合もあります。
モニター商法という詐欺商法もあるんです。

ダイエットモニターによる被害の例

ダイエットモニターに募集後、業者から「当選しました！」という連絡が入ります。モニターの募集人数は大抵少人数となっていますから、やはり当選したら嬉しいと思ってしまいますよね…。
でも、その後「○○と△△については無料ですが、××だけは購入してもらいます…」といった、無料でお得なモニターのはずが、お金のかかる話になってしまいます。

例えば、「栄養士などの専門家への相談料、脂肪を分解して落としやすくする機器の購入代金は無料ですが、サプリメント代だけが必要です…」というような、お得とも取れる勧誘などがあります。
サプリメント代だけなら…と思ってしまいそうですが、なんとサプリメントで総額30万などの高額な請求を突きつけられるんです。
そして、しっかりとローン会社との契約まで世話してくれるのですから驚きです。

また、その1度目の電話などで決断しなければいけないようにするのも手口の1つです。他の人に相談したり、冷静に考える時間を与えてくれないのです。
「ここで返事をもらえないならば、当選の権利は他の人に移ります…」といった感じで、即決を迫ります。

まんまと契約してしまったとしても、クーリングオフという制度があるじゃないか！と思うところなんですが、商品が届くのがクーリングオフ期間を過ぎてからであったり、うまくクーリングオフできないようにされてしまう場合が多いです。

応募の前に企業の情報収集が必要！

「商品を使うだけで謝礼金が受け取れる」「アンケートに答えるだけで無料でサービスが受けられる」というような、ダイエットに関連するものだけでなく、モニター募集が人気です。
化粧品や食品、雑誌（取材などを受ける）、番組視聴など、さまざまなモニター募集がありますが、ダイエットモニターに関するトラブルは特に多発しています。

応募する前に、その企業についての情報を収集し、信用できる企業なのかをチェックすることが必要です。
モニターの当選は簡単なものではありません。
しかし当選したと言われても、費用が発生する場合には、モニターというお得感にとらわれず、冷静に判断することが大切でしょう。

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