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産後ダイエットで元のボディラインに戻すための5つのポイント

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産後のダイエットは、ただ体重を減らせば良いというものではありません。間違ったダイエットをしてしまうと、痩せにくい体質を作ってしまいますし、母乳にも影響してしまいます。
「早くもとの体型に戻したい」と焦る気持ちはわかりますが、子育てやママの体に悪影響がないようにダイエットしなければいけませんよね。
普通のダイエットとは違う、産後ダイエットを成功させるためのポイントを確認していきましょう。

赤ちゃんとお母さん

ダイエットを始める時期

出産後すぐにダイエットを意識する人、赤ちゃんのことに夢中で自分のダイエットのことなんて忘れてしまっている人……さまざまだと思いますが、産後のダイエットは早ければ良いというものでもないですし、遅くても良くないです。

産後1ヶ月は まず自分の体調回復に

産後は、妊娠中の体から妊娠前の体に戻ろうとするので、さまざまな変化があります。これが「産後の肥立ち」であり、すごく大切な時期なんです。
子宮やホルモンバランスなど、妊娠前の状態に戻ろうと、急激に体に変化が現れてきます。精神的にも不安定になりやすく、ひどくなると産後うつにつながってしまいます。

自分の体の回復だけでなく、子育てで生活も変わる時期です。3時間おきの授乳に寝不足になる人も多いと思います。体が回復するまでの1ヶ月程度は、ダイエットよりも自分の体を休めること、回復させることを優先しましょう。

産後6ヶ月までが勝負!

妊娠でついた脂肪は普通の脂肪とは違い、落としやすいという特徴があるんです。でも、産後6ヶ月以降はその脂肪が定着しやすくなってしまうので、産後6ヶ月を目処にダイエットを進めましょう。
もちろん、6ヶ月を過ぎたらもう落ちないというわけではありませんが、徐々に落ちにくくなってしまうので、長くても1年以内を目標にダイエットすると効率的です。

食生活の改善

妊娠中に「二人分」と言って好きなだけ食べていた人、つわりが終わったとたんに食欲旺盛になってしまった人……妊娠中の食生活を続けていたら、産後太りの原因になってしまいますよ!
「母乳をあげているから大丈夫」と思っている人も多いですが、栄養バランスが大切です。実際に母乳をあげていても、産後太りに悩んでいるママはたくさんいます。母乳のためにも、自分の体のためにも、栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。

授乳中のカロリー摂取は 通常の摂取カロリー+600kcal

授乳中には、母乳にも栄養が取られてしまうので、通常よりエネルギーを摂取しても太りにくいです。
「日本人の栄養所要量」によれば、1日あたりの摂取カロリーを通常よりも600kcal多く摂取することが勧められています。

600kcal多く摂って良いならば、好きなものをいくらでも食べて良いような気がしてしまいますが、やはり栄養バランスが取れた食事が大切です。栄養バランスによって、母乳の出や栄養も違ってきます。
栄養バランスの取れた食事で+600kcal、決して好きな揚げ物やスイーツが安心して食べられるというわけじゃありません。

骨盤ケア

妊娠・出産によって骨盤は大きく開きます。産後1週間~10日で自然に閉じてくるとされていますが、閉じた時にゆがんでしまい、そのまま固まってしまうこともあります。
骨盤のゆがみは、腰痛や足の付け根の痛み、尿漏れ、便秘などの症状の原因になりやすいです。また、骨盤のゆがみは代謝や冷えなどにも影響しやすいので、太る原因にもなってしまうんです。

産院で骨盤ケアを行っている場合もありますが、産褥ニッパーやベルトなど使用し、ダイエットのためにも骨盤ケアを行うことをお勧めします。産褥ガードルなどには、お腹の引き締め効果があるものもあります。
骨盤のゆがみをなおす方法として、骨盤矯正の施術を受けるという方法ありますが、必ずしも骨盤矯正をしなければいけないというものではありません。骨盤ケアのための体操を取り入れたり、日常生活の中で姿勢を意識したりすることでも改善できます。

産後の骨盤ケアはいつから?

出産のための入院準備品に、産褥ニッパー(ウエストニッパー・骨盤ベルトなど)が含まれている産院もありますが、産後直後から骨盤を引き締めるために使用します。
骨盤ケアは自分の体調に合わせて行いましょう。入院中にスタートする場合には、医師に相談してから開始しましょう。
産後の骨盤ケアは、時期により適している方法は違います。その時期に合ったケアが必要となるので、骨盤ケアのためインナーや体操は、目的や役割を把握したうえで使用・実行することが大切でしょう。

筋力アップ

安定期までは安静に、そしてお腹が大きくなってくると動きたくなくなり……妊娠すると運動量が減りやすいです。そのため、筋力が低下して基礎代謝が落ちてしまう人が多いです。
基礎代謝が悪くなると、消費エネルギーが減少してしまうのですから、太りやすくなってしまいます。また、筋力低下や血行不良や冷えの原因にもなってしまいます。

「脂肪を落とす=有酸素運動」というイメージがありますが、筋力アップのために筋力トレーニングも取り入れると良いでしょう。

バストの下垂を防ぐ

産後ダイエットは、どうしても体重の減少ばかりに目がいってしまうもの。でも、体重も目安になりますが、元のボディラインに戻すことを目標としていきましょう。特に妊娠・出産によってラインが崩れやすい部位に、バストラインがあります。

妊娠中・出産直後は、バストサイズがアップし、「初めてこんなに大きくなった」と喜んだ人もいるのでは?? でも、せっかく大きくなったバストも長くは続きません。断乳すると、乳腺の活動がなくなっていくので、元のバストに戻っていきます。元のサイズよりも小さくなってしまったり、ハリがなく、下垂してしまう場合も多いです。
一度垂れてしまったバストは戻らないと言われています。この時期のバストケアがとても重要なんです。

バストケアってどうしたらいい?

バストケアで最も大切なことは、サイズの合ったブラをつけること。これは、重力に逆らって、胸を支えるために大切なことです。
出産直後をピークに、バストのサイズも変化していきます。バストの下垂を防ぐためには、こまめにサイズを測り、サイズの合ったブラをつけることが大切です。

そして、もう一つ。胸のハリを保つために、保湿を行うことが大切です。顔にはせっせと化粧水や美容液をつけて、肌のハリ・弾力を維持しようと努める人は大勢いますが、バストの保湿を行う人って意外に少ないんです。バストのハリ・弾力を維持するためにも保湿が必要なので、特にバストの変化が大きい授乳期・卒乳期にはバストにも潤いを与えてあげましょう。

産後ダイエットに関する他の記事です。参考にどうぞ♪

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コメント 1 Comment

  1. ウエストニッパー より:

    ウエストニッパーでは骨盤締まりません。
    逆に内臓下垂の原因となります。
    尿漏れ、痔瘻、子宮脱の原因です。
     

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