なんとなく小腹が空いたと感じたら、満たすor抑える？

食事を摂ってから数時間、次の食事時間までもう少しあるという頃に、なんだか小腹が空いたなんてことを経験する人も多いのではないでしょうか？
夕食前の仕事が終わった頃とか、夜更かしした日の夜に小腹が空いたりしますよね。しかし、小腹が空いたからといって、通常の食事のようにたくさん食べてしまってはカロリーオーバーに……。

小腹が空いたときにするアレコレ

皆さんは小腹が空いたとき、どんな風にやり過ごしていますか？
ダイエット中ならスナック菓子などはNG食品に入ると思われます。糖質入りの食品はカロリーを増やすことになるので、できるだけ低カロリーで余計なエネルギーを増やさない食品の摂取や、小腹が空いたという空腹感を紛らわせるような方法を取るようにしましょう。

その場で運動をする

下がった血糖値を上げる方法として一番簡単なのは食品を摂取することですが、その他にも血糖値を上昇させる簡単方法があるのです。
その方法とは「運動」です。運動することで、肝臓に貯蔵されていた糖分が血液中に溶け出し、血糖値が上昇し、食欲を抑制する働きのあるセロトニンなどの分泌も促すことができます。

運動は何でもよいとされており、その場でできるものにすると良いでしょう。血糖値が上昇すれば、食前に空腹感を抑えることができ、カロリーを摂りすぎるのを抑制できると思われます。血糖値を上げるための運動は、食後よりも食前にするのがオススメです。
食前にした方が空腹感の抑制から食べ過ぎを予防することができるそうです。また、運動でカロリーを消費した後に食べることで、カロリーの摂り過ぎに気をつけることができる効果も期待できます。

気分転換する

気分転換をする方法は小腹を満たすというよりも、小腹が空いているのを忘れる方法（紛らわす方法）です。
小腹が空いているとどうしても意識がお腹に行ってしまい、空腹感が気になりだしてしまいます。すると余計にお腹が空いたように感じてしまうことに……。そんな空腹感を紛らわすためにも意識をお腹から違うものに向けること、そのためには気分転換が役に立ちます。
何かに熱中したり、夢中になっていると周りのことが気にならなくなることありませんか？もし、小腹が空いたときは、その方法を利用しましょう。

食事制限でストレスが溜まっていたりする場合も気分転換は有効です。運動したり、音楽をかけたり、アロマを炊いてストレスを緩和させるのも良いと思います。

歯を磨く

小腹が空いたときの心理的な回避作戦が歯みがきです。歯を磨くと、"口の中を汚したくない"などの心理が働くという人が多いようなのです。ミントの香りが強い歯磨き粉を使えば、爽快感から気分転換にもなります。子供用の甘い歯磨き粉であれば、フルーツでも食べた気になりますよね。その他にも歯磨きではなく、ミント系のガムやキャンディーを食べて、小腹が空いたのを回避するという人もいるみたいです。

これら以外でも、小腹が空いたら寝てごまかすなんてツワモノもいるようです。皆さんは、どんな方法で小腹の空きを満たすor回避しますか？

胃が小さくなれば少食になれるかも

"胃が大きい"とか、"小さい"とかっていう話は、皆さん聞いたことがあるのでは？
バイキングや食べ放題に行くと、その違いを実感する人がいるのではないでしょうか。なかでも食事量の多い人は胃が大きくなっているかも？と考えてしまったりするかもしれませんね。

実は、胃というのは伸縮性のある臓器で、大きい・小さいということはないんだとか。個人差もそれほど差がないと言われています。
また、食物が胃に流れてきたときに膨らむということはありますが、栄養の消化・吸収が終わり、腸に送られたら胃の大きさは元に戻るそうです。

でも、たくさん食べても満腹感が得られないのは胃が空いているからでは？
満腹が得られないのは胃が大きくて空っぽだからとも思えますが、これは胃が大きくなった訳ではありません。脳が満腹だというシグナルを受信できていないだけなんだとか。
毎日のように多い量の食事を食べていると、脳にある満腹中枢の機能が低下し、シグナルを受信できないことから満腹感が得にくくなっていると考えられています。

この状態から満腹感を得られるようになり、胃の機能が正常になるようするには、食事方法を改善する必要があります。食事量を減らして、ゆっくり噛んだり、時間をかけて食べ、満腹感を感じやすくしなくてはなりません。
しかし、食事の摂取量が多かった人が、いきなり量を減らすと大きなストレスになりイライラを伴うこともあるようです。ですが、減らした食事量にも慣れていくと、次第に満腹中枢の機能も正常化し、少ない食事量でも満足できるようになるそうです。

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