【塩麹の作り方】仕込10分・1日1分!初心者でも市販品並の仕上り
- 2012年9月27日
- 投稿者:小林 ほのか
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塩麹は、言わずと知れた話題の調味料。既製品を使っていた筆者ですが、塩と麹さえあれば簡単に作れるということなので、実際に作ってみることにしました。
材料を購入
スーパーで米麹に目をとめることがなく気づかなかったのですが、実は近所のスーパーでも普通に売っていました。
さっそく塩麹を作ってみます!
塩麹の材料
材料 | カロリー |
---|---|
米麹(乾燥) 200g |
572kcal |
塩 50g |
0kcal |
ミネラルウォーター 350㏄ |
0kcal |
米麹のカロリーが意外に高い気もしますが、少量ずつ使うのですからあまり気にしなくても良さそうですよね…。
せっかくなので使う塩にもこだわりたかったのですが、なにせ全くの初めてなので、今回は普通の塩を使うことに。
塩麹の作り方
- 固まっている米麹をほぐす
直接手でほぐしても良いようですが、保存袋を使ってモミモミ。簡単にほぐれます。
- 塩を加えてさらにモミモミ。全体に馴染ませる。
- 保存容器に移して水を加える
- 水がいきわたるように、よく混ぜる
米麹200gに対して水300㏄で、米麹がちょうどかぶるくらいになりました。
- フタをして、しこみ完了!
あとは、1日に1度かき混ぜて、発酵するのを待つだけです。
あとは、1日1回かき混ぜるのを忘れないようにしないと…。
作り方としては、材料を入れて混ぜるだけなので実に簡単!
次の日(1日後)
少し水分が減ったかな…という印象。でも、かぶるくらいの水分はあったので、水を追加しないでおきました。
保存容器選びの際に、タッパーにするか、瓶にするか迷いましたが、タッパーの方が塩麹の様子がしっかり見れて、かき混ぜやすく、作りやすいかなと思いました。
しっかりかき混ぜられるので、ムラができることもなさそうです。
3日後
少しトロトロとしてきました。色も若干茶色くなってきました。
まだ麹の粒に芯があるような感じはしますが、日々発酵を続けてくれているのを感じます。味は、塩の味しかしません。
5日後
はじめのうちは、水分が足りないのではないかと心配したこともありましたが、水分が出てだいぶ良い感じに。
米麹の粒は、芯がなくなってやわらかそうに見えます。見た目は、米からごはんに変わってきた感じがします。
完成が近い感じはしますが、粒はまだしっかりしているので、あともう少し発酵が必要そうです。 味を見てみると、ただしょっぱいだけじゃなく、甘みも感じるようになってきました。
7日後 ついに完成!
甘い匂い、トロっとした感じ、まさに塩麹!!よく見てみると、最初の粒に比べてずいぶん小さくなっています。
筆者は初めての塩麹作りでしたが、以前試した市販の塩麹並の出来だと自負しています!
(もしかしたら、市販のものより塩分は控えめかもしれませんが…)
塩と水、米麹で500円程度でこんなにたっぷりの塩麹が出来ちゃいました!市販品より、ずっと安くつくれますよね。
塩こうじは、発酵が必要とされていますが、タッパーのフタを完全に閉めず、空気が入る状態で保管すればもっと早く出来上がるようです。
塩こうじの保存
塩麹が完成したら、冷蔵庫で保管します。冷蔵保存で半年程度保存可能とされています。
容器などに作った日付をつけておくことも大切でしょう。
さっそく鶏ムネ肉を漬けてみる
安いので常備している鶏ムネ肉を、さっそく出来たての塩麹で漬けてみることにしました。
塩分高めなので、鶏肉に軽く塩麹をまぶして一晩冷蔵庫におきます。
次の日…
塩麹がついたまま魚焼きグリルで焼いて、塩麹の鶏ムネ焼きが完成!
パサパサしやすいムネ肉がすごくやわらかいし、ホントに美味しい!!
塩分の取りすぎに気を付ける必要はありますが、自分で作れば安くてたっぷりでき上がるので、惜しみなく使えるのは嬉しいですよね。
塩麹はダイエットに役立てられる??
塩麹は食材のうま味をUPしてくれるありがたい調味料ですが、発酵食品なのでダイエットに良いのでは??と思ってしまいますよね…。
麹は「酵素の宝庫」とも呼ばれるだけあって、たくさんの種類の酵素を作り出してくれます。また、善玉菌を増やして腸内環境を整える効果があります。
…と言っても、塩麹は塩分を多く含みますから、たくさん摂取すれば良いというものではありません。塩分の取りすぎには注意が必要でしょう。
塩麹は食材そのもののうま味をUPさせて、余計に味付けしなくても美味しく仕上げてくれると言えます。上手に使えばカロリーダウンにつながるかもしれませんね。
また、鶏ムネ肉(皮なし)やささみは、高タンパク・低脂質のダイエットに活用しやすい食材ですが、パサパサしやすいという難点もありますよね!?
塩麹は、ささみや胸肉もふっくらやわらかに仕上げてくれるので、ダイエットに役立つ食材をより美味しくしてくれるという点でも、ダイエッターにもうれしい調味料と言えるのではないでしょうか。