姿勢が悪い人のための痩せ体質をつくるエクササイズ
- 2011年9月14日
- 投稿者:小林 ほのか
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デスクワークの人は、運動不足になりやすく、肥満のリスクが高いと言えるでしょう。しかし、デスクワークの人が太りやすいのは、それだけではありません。ついつい、背中を丸めてパソコンに向かっていることも、太りやすい体質を作る原因になっているのです。
そこで、姿勢の悪さを自覚している方に、すぐにできる痩せ体質をつくるエクササイズをご紹介します。
猫背は肩甲骨の動きを悪くして脂肪の燃えにくい体をつくる
腕を回したり、肩を回したりする動作を普段していますか?運動を取り入れていない人は、このような動作をすることが少ないと思います。肩甲骨は、意識すれば動かしやすい部位なのですが、実際のところ動かしていない人が意外に多いです。特に、パソコンに向かって猫背の姿勢を続けていると、肩甲骨の周辺が硬くなりやすいので注意が必要です。
肩甲骨を動かすことで、脂肪の燃焼しやすい体質を作ることができ、肩こりの改善・背中のシェイプアップ・姿勢の改善などの効果も得られます。
ここでは、デスクでもできる肩甲骨エクササイズをご紹介します。仕事の合間に、こまめに取り入れると効果的です。
デスクでできる肩甲骨エクササイズ(1)
- 顔の前でヒジから上の部分を合わせるようにします。
ヒジを合わせる時に、肩甲骨を外側に開くようなイメージで行いましょう。 - ヒジから上の部分をつけたまま、顔の前でなるべく上に動かします。
ヒジを動かしながら、肩甲骨を上に動かすことを意識しましょう。 - 両ヒジを後ろに動かし、肩甲骨を寄せるようにします。
胸を張り、背中のお肉を寄せるようなイメージで、肩甲骨と肩甲骨を近づけましょう。
1~3の動作を5回行いましょう。
デスクでできる肩甲骨エクササイズ(2)
- 両手を肩に軽く乗せます。
- ヒジで前から大きく円を描くように腕を動かします。これを10回行います。
腕だけを動かすのではなく、肩甲骨から回すようにして動かしましょう。 - 2と同様に、後ろからヒジで円を描くように腕を動かします。後ろも10回行いましょう。
肩甲骨を動かすことで 褐色脂肪細胞を活性化できる!
脂肪には、白色脂肪細胞というエネルギーを脂肪として蓄積する細胞と、褐色脂肪細胞というエネルギーを燃やして脂肪を燃焼する細胞があります。ダイエッターの敵とも言える脂肪細胞ではありますが、褐色脂肪細胞は脂肪を燃焼してくれるありがたい脂肪なのです。
しかし、褐色脂肪細胞は、肩甲骨や首の辺りなどの限られた部分にしか存在しません。特に褐色脂肪細胞が集まっている部位が肩甲骨周辺であり、肩甲骨を動かすことで褐色脂肪細胞を活性化し、脂肪を燃焼しやすい体質を作ることができるのです。
肩甲骨は、日常生活で動かしにくい部位なので、意識的に動かす必要があるでしょう。肩甲骨エクササイズを取り入れて、デスクワークで硬くなった肩甲骨周りを柔軟にし、脂肪が燃えやすい体質を作りましょう。