フルーツがダイエットに向いている理由
「フルーツは美味しくて体にも良さそうだけど、甘いからカロリーが高そうでダイエットには向いていないんじゃないかな?」と皆さま思っていませんか?そんなことはありません!フルーツはダイエットに向いています!フルーツのことをよく知って、おいしく簡単にダイエットしましょう!
「フルーツは糖分が多い」、「フルーツを食べたら体が冷えて代謝が悪くなってしまう」と皆さま考えていませんか?実はそんなことはないのです!フルーツは究極のダイエットフード!ダイエットするならばフルーツは欠かせません。
フルーツの甘さは果糖とブドウ糖によるものです。これらは消化されやすく、すぐにエネルギーに変わり、体内に蓄積されにくいダイエットに向いた糖分です。ですからフルーツの甘さを心配する必要はありません。
さらにフルーツは元々低カロリー、ですから甘いから少しだけしか食べないという配慮は必要ありません。ちょっと多めに食べてしまったとしても大丈夫です。
そしてフルーツの大部分は水分でできています。水分は肌に潤いをもたらしてくれますし、さらに酵素、ビタミン、ミネラル、抗酸化成分とダイエットと美容に欠かせない栄養素をたっぷり含んだ素晴らしい食材なのです。食物繊維も豊富に含んでいますので、毎日フルーツを食べていると代謝が良くなり健康的にダイエットを続けることができます。
ちなみにフルーツを食べてダイエットするならば生で食べるのが1番です。フルーツに含まれる酵素は熱に弱いので、そのまま食べるか生ジュースにして飲みましょう。
フルーツのどんな成分が、どんな働きをしているかを理解すると、フルーツを食べてダイエットできる理由が納得できるはずです。
酵素とは私たちの体内でも生成されるのですが、あらゆる生命体が生きていくために欠かせない栄養素です。その働きは様々ですが、生命活動をスムーズに行なわせるサポート役として働いてくれます。
この酵素、健康面だけではなく美容面でも活躍してくれます。食べ物を消化したり、老廃物を排出したり、お腹の調子を整えたり、老化を防止したり、血液をサラサラにしたり、代謝を良くして脂肪を燃焼したりといいことずくめです。ただ体内で生成される酵素は加齢とともに減少していきます。20歳位がピークとされていますので、生成が減少する分、外から取り入れなくてはなりません。酵素が不足すると体内活動のバランスが崩れ、太りやすくなり、老化しやすくなるなど色々な悪影響が出てきます。
そこで酵素が豊富に含まれたフルーツの出番です。酵素はフルーツだけではなく、肉や魚や野菜など、あらゆるものに含まれていますが、熱に弱いという特徴があります。48度以上の加熱により死滅してしまうので、酵素を取り入れるには火を通さずに生で食べなくてはいけません。フルーツは基本生で食べますよね。ですから酵素を取り入れるのにフルーツはピッタリなのです。フルーツを食べると酵素を摂取でき、その酵素の働きで代謝がアップし、ダイエットになるという訳なのです。
フルーツがビタミン豊富なのは皆さまご存知のことと思います。そんなフルーツが含むビタミンの中に「チアミン」と「リボフラビン」という体内の脂肪燃焼を助ける働きをするものがあるのです。
さらに「カルニチン」という中性脂肪と脂肪酸を燃焼させるものがあります。このカルニチンの材料「リジン」は多くのフルーツに含まれているうえに、フルーツにはカルニチンの体内での生合成を促進するビタミンCや鉄分を豊富に含んだ種類が多くあります。
以上のような成分を含んだフルーツは体内の脂肪を燃焼させるのに大変効果を発揮する食材なのです。
フルーツが豊富なのはビタミンだけではありません。体内の余分な水分を排出する働きをする「カリウム」などのミネラルも豊富です。カリウムには水分を排出する働きのほかにも、新陳代謝を促進する作用があります。このことで余計な脂肪がエネルギーに変換され、脂肪を取り除くことができるのです。
活性酸素はある程度までは私たちの体に必要なものですが、過度に生産されると老化を促進するなどの不具合を体に生じさせます。
それに過度の活性酸素は肥満の原因にもなります。体内に取り入れた食べ物の活用を邪魔するため、余計な脂肪となって体内に取り入れられてしまうのです。
そんな活性酸素を体外に排出するのが抗酸化成分。そのなかでも近年注目を集めている成分が「ファイトケミカル」です。ファイトはギリシャ語で植物という意味であり、ファイトケミカルは植物が虫や紫外線などから身を守るためにつくりだす成分で、野菜やフルーツなどに多く含まれています。
このファイトケミカルを含む抗酸化成分が活性酸素を体外へ排出すると、細胞に必要な栄養素が十分に供給されるようになり、その結果、それぞれの細胞が活性化し、代謝が正常になり、また太りにくい体にもなるのです。
フルーツはこの抗酸化成分を多く含むために、代謝を促し、太りにくい体を作ることができるわけです。
食物繊維をたくさん摂るとお通じが良くなることは皆さまご存知のことと思います。しかしなぜそのことがダイエットに繋がるのでしょうか?ここではその理由を説明します。
理由として、まず1つ目に食物繊維は腹持ちがとても良いということが挙げられます。食物繊維の消化吸収はゆっくり行われますし、大量に摂取すると胃や小腸が満腹感を感じる手助けをしてくれるのです。ですから食べすぎを防いでもくれます。
2つ目に挙げられるのは食物繊維を食べると咀嚼回数が増えるということです。食事をする時に噛む回数が増えると満腹感が得られやすくなり、食物繊維は噛む回数が増える歯ごたえのある食材なのです。噛む回数が少ないと満腹感が得られず肥満になってしまう可能性が増えますので、食物繊維の咀嚼回数アップはダイエット効果ありです。
3つ目に挙げられるのは、食物繊維は体内に取り入れた脂肪を吸収するのを防いでくれる効果があるからです。食物繊維は水に溶けるタイプと溶けないタイプがあるのですが、溶けるタイプが腸内で余計な脂肪や栄養分を吸着して、体内に吸収されるのを防いでくれるのです。栄養の吸収しすぎを防いでくれる食物繊維はダイエットに大変向いています。
フルーツ特に柑橘類の香りにはダイエット効果があるのです。香りのアロマテラピー効果によりダイエット中のストレスが軽減され、ダイエットをノーストレスで続けられるという理由もあるのですが、それだけではないのです。
まだまだ研究途中のようなのですが、柑橘類、例えばグループフルーツの皮に含まれる香りの成分「リモネン」には、脳の交感神経を刺激し、脂肪分解酵素リパーゼを分泌させ、脂肪を分解させる効果があるそうです。
フルーツはビタミンやクエン酸などを豊富に含んでいるので食べるともちろん、ダイエット効果が得られますが、香りをかぐだけでもダイエット効果を得られる優れものなのです。
以上のことをまとめると、フルーツは健康に良いだけではなく、ダイエットに有効な代謝を高めて脂肪を燃焼させる成分や、お通じを良くしたり、毒素を排出する成分がたっぷり入ったダイエットフードなのです!