ダイエットをしている人はたくさんいますが、「目標体重への到達」「ダイエット終了後にリバウンドなし」という成功を果たした人はそういないと思います。多くの人は、リバウンドや減量途中で断念してしまい、ダイエットに失敗しています。ダイエットの失敗の裏には、心の働きである「心理」が強く関わっているのです。
ダイエッターは失敗する為にダイエットしているわけではありません。しかし、それでも失敗してしまうのはダイエットに関係している心理に目を向けていなかったことが原因と言えます。
人間の心理は複雑なもので、成功を願う心理もあれば、同時に自分自身の失敗と破滅を願う心理も共存しています。そして、失敗や破滅を願う心理に心が傾いた時、ダイエットは失敗に終わるのです。
一念発起して「ダイエットする!」と宣言したのに、早ければ一ヶ月もしないうちに「ダイエット失敗しちゃった」と明るく、気にする様子もなく話す人はあなたの周りにもいるでしょう。このような失敗したことを悔やまない人は、「ダイエットの失敗」という結果に対しての言い訳を構築する心理が働いているからです。
自分を甘やかす心理が働いていると
成功する・しない以前の問題になってしまう
もちろんダイエットをしている人の中には、真面目に取り組む人もいます。しかし、家族や友人・同僚といった自分を取り巻く周囲の人や身体の不調によってダイエットの継続を断念せざるを得ない状況に追い込まれることも少なくありません。こういったダイエットの継続妨害要素にも人間の心理が関わっているのです。
例えば、「他人が自分より少しでも幸福になることが許せない」という嫉妬心や、「周りと比べて自分はなんてダメなんだろう、もっと頑張らなきゃ」という自分に更なる難題を課す心理が挙げられます。このように、自分の意思とは裏腹に失敗に追い込もうとする心理がダイエットの裏には隠されているのです!
様々な誘惑や諦めてしまう気持ちに負けず、ダイエットを成し遂げられる人たちがいます。その人たちは、失敗の原因になる心理が働いて足を止めても、それに負けないようにもう一度歩き出すために対策を練っているからこそ、ダイエットに成功しているのです。失敗する心理への対策は、そのままダイエットを継続することへの対策となり、モチベーションの維持や能率アップへとつながります。
つまり、「ダイエットの心理を制する者こそがダイエットを制する」のです!