ブランデーは本来ブドウでワインを造り蒸留し樽熟成刺せた物をブランデー(グレープブランデー)と呼んでいたが今では、その他のフルーツで造られた物(フルーツブランデー)もブランデーと呼ばれている。
原点は、ワインの保存の為にワインを蒸留したのが始まりと言う説もあります。
ブランデーにはよく、“V.O.”“V.S.O.”“V.S.O.P.”“X.O.”などといった物や、他には“EXTRA”“NAPOLEON”“★★★(3つ星)”などの表記があります。
これは、コニャック・アルマニャックにコニャック事務局とアルマニャック事務局が熟成年数による基準を定めたものであり、他のブランデーには特に規制は無いのでお気をつけください。
この符号については
V = Very とても・非常に
S = Superior 優れた・優秀な
O = Old 古い
P = Pale 透きとおった・熟成により澄んだ琥珀色
X = Extra 特別・上等
E = Excellent 非常に優れた・非常に優秀な
ナポレオンの由来 皇帝ナポレオンⅠ世の男子誕生の年にブドウが豊作だった為、この年に作られた物を『ナポレオンブランデー』と呼んだ。以来、貴重なブランデーにナポレオンと名を付けるようになったという説がある。
【生産地】フランスのコニャック市周辺で生産
ワインを単式蒸留機で2回蒸留後ホワイトオークにて貯蔵熟成。
貯蔵年数の違う新酒と古酒をブレンドその新酒の熟成年数により
3年以上:☆☆☆スリースター
5年以上:V.S.O.P.
7年以上:X.O. ナポレオン エクストラ
などの表記が認められる。
【生産地】フランスのアルマニャック地方で生産
ワインを半連続式蒸留機で1回蒸留後ブラックオークにて貯蔵熟成。
【生産地】ペルー原産
マスカット系のワインを蒸留。主に樽熟成では無く素焼きの瓶で行なう。そのため無色透明に近い
【生産地】フランス産
ワイン用のブドウの絞りカスが原料で、主に樽熟成を行なうので琥珀色
【生産地】イタリア産
ワイン用のブドウの絞りカスが原料
フランスではブランデーのことをオードビーと呼び、その意味は“命の水”となっている。これは、ウイスキーと同じ意味になっています。
それは、ブランデーは豊富に樽ポリフェノールが含まれていることが理由のひとつです。この樽ポリフェノールはブランデーを長期熟成させる間にブランデーの樽材からポリフェノールが染み出してきます。ブランデーのあのきれいな琥珀色の理由は樽ポリフェノールが原因です。
このポリフェノールには動脈硬化や脳梗塞を防ぐ高酸化作用の効果があります。そのほかにはポリフェノールのエラグ酸が美白・老化予防・がん細胞抑制などに効果があることは知られていますが、これ以外に糖尿病にも効果があるということが研究などでわかってきているそうです。
そのほかの効果としてはブランデーの香りによる森林浴効果があります。ブランデーの香りには樽の香りが含まれており、その香りには心身をリラックスさせる効果があり興奮を静めストレスの緩和します。また、記憶力や注意力を高めることも出来るそうです。
ほかに、ブランデーにはチロシナーゼ色素生成を抑制する効果があり、シミやソバカスの原因であるメラニンを抑えることにより美白効果が期待できます。この効果は熟成期間が長くなればなるほどその効果は大きくなります。ちなみに、プリン体含有量が他の酒類に比べて非常に少ないために、通風になりにくいそうです。
これらの効果については、熟成期間が長いほどポリフェノールなどが樽から染み出し大きい効果が期待できることがわかっています。
だからといって、ブランデーを大量に摂取することによって健康になることではありません。あくまでどの効果も、適量を飲酒することが大前提となっていますので飲みすぎには注意してください。
蒸留酒であるブランデーには糖質はありません。糖質がないということは太りにくいお酒になります。糖質のあるお酒を飲むことに比べて太りづらいので、ビールやワイン、日本酒などの醸造酒などから変更するだけでもダイエットになると考えられます。
最近の研究報告には、ブランデーの香りの効力には脂肪の代謝を促すホルモンが増えるそうです。また、ブランデーには他のお酒にあるアペリティフ(食欲増進)が無いので食べ過ぎてしまう心配が少なくなると言えます。
ブランデーはおつまみが無くても飲めてしまいますので、おつまみを減らすことでカロリーを無理なく控えることができます。
香りは若干弱まるが辛みを抑える事が出来、冷たくキリッっと飲みやすいです。
氷が、溶け出し味の変化を楽しむのもよいのでは?
オン・ザ・ロック:大きめの氷を入れて上からブランデーを注ぐ。または、クラッシュドアイスを使うと水割り感覚で楽しめる。
シングル30ml(ワンフィンガー) ダブル60ml(ツーフィンガー)
個性ある重厚な味わいブランデーの香り・舌触りを味わうことができ、鼻で優雅な香りを味わい・舌の上で楽しみましょう。
アルコール度数が高いので、チェイサーを用意しましょう。ダイエット中は必需品ですよ。
ニコラシカ:細めのグラスにブランデーを注ぎ、グラスの上にレモンの輪切りその上に砂糖をのせ、レモンと砂糖を口に含み甘酸っぱさが口に広がったら一気にブランデーを飲む!
ブランデーと水を1対1で氷を加えない愛飲家も多く、より際立つ香りを楽しみましょう。
基本はブランデー1に対してお水2の配分で、先にブランデーを入れておくと混ざりやすいです。ブランデーの成分を変えずにアルコールを薄めて味わうことができ飲みやすいです。
基本はブランデー1に対してお湯2の配分で、先にお湯を入れておくと混ざりやすいです。
悪酔いしてしまう成分も飛び味もまろやかになり、風味や香りを楽しみ、体も温め寒い季節におすすめ。
ホットブランデー:ブランデーを温め、お湯を2~4倍注ぎ味わいます。
ホットブレンデーダディ:ホットブランデーに砂糖を1tsp入れます。
ホットブランデースリング:ホットブランデーダディにレモンスライス入れます。
カフェロワイヤル:スプーンの上に角砂糖を乗せブランデーを染み込ませる。ブランデーの青い炎と香りを楽しみコーヒーに落としかき混ぜる。他にも紅茶に入れたりと色々です。
ハイボール:氷を2・3個入れブランデーを注ぎしっかり冷やし、ソーダで割ります。
基本はブランデー1に対してソーダ3の配合で、炭酸が抜けてしまうので静かに注ぎあまりかき混ぜないようにしましょう。
ウイスキーやブランデーのお摘みと言えば何を思い浮かべるでしょうか?一般的には、チョコレートやナッツ・生ハムなどではありませんか?
私もそうです。濃厚であり口に残るものが支持されているのです。逆に言うとあまり“おかず”は、つまみにはなりにくいのです。
ブランデーの原料に合わせ“フルーツ”はいかがでしょうか?
フルーツにはダイエット効果としても、食物繊維で満腹感に便秘解消・利尿作用が代表されます。アルコールによって不足になるビタミンの補充はもちろん美肌にもなります。
お酒の二日酔いにも効果大ですよ♪これはドライフルーツでも、フレッシュフルーツでもほとんどのフルーツ全般に同じような成分が含まれていますので日替わりなんかも良いのでは?
最近「焼酎」の味気なさから、ブランディに転換しつつあります。この解説は、実に穏便で
論理的・感性が溢れて納得できますね。今日から家族全員(ビール党なので)にアピールしていきますぞ!
ブランデーにも糖質は含まれる場合があります。正確に言うと原酒には含まれませんが、熟成やブレンドの時点で風味調整のため加糖される場合が多いです。
コニャックでも規定で上限はありますが、公式に加糖は認められています。
とは言ってもかなり少ないですけどね。コニャックは全体の加糖上限は全体の2%の量までだったかな・・・。