ダイエットに向いているフルーツ紹介
フルーツにはそれぞれ違った個性と効果があります。ダイエットや美容、健康など得意分野もさまざまです。そこで、ここでは特にダイエット効果の高いフルーツを紹介します。ぜひ皆さまのフルーツダイエットに役立ててください。
バナナは今の日本では一年中食べることができるフルーツとなっており、お値段も手ごろですので、皆さま馴染み深いフルーツであると思います。バナナは食べやすく、その糖質は体の中ですぐにエネルギーに変わるので、今すぐエネルギー補給したいとき、例えばスポーツをしているときなんかに食べると、とっても良いと思います。
バナナはすごく栄養豊富なフルーツで、バナナの100グラムで86キロカロリーというのは一般的なフルーツの中ではわりと高いカロリーです。「高カロリーフルーツならダイエットに向いていないのでは?」と思われる方が多いと思いますが、そんなことはありません。ショートケーキ1個のカロリーが260キロカロリー位ですから、バナナはその1/3位のカロリーということになります。ショートケーキよりもずっと腹持ちしますし、おやつにバナナを選択すればそれだけでダイエットになります。
バナナが豊富なのはエネルギーだけではなく、食物繊維、ビタミン、ミネラル、脂質などさまざまな栄養素を含んでいます。そのため、がんを抑制する効果や抗酸化作用があります。健康、ダイエット、美容にバッチリなフルーツなのです。
エネルギー | 86キロカロリー(可食部100グラム中) |
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特徴 | 柔らかくて食べやすい。いい香りがして甘くて美味しい。手軽に剥いて食べられるから時間が無いときにピッタリです。 |
成分 | 食物繊維が豊富なので、便秘に効果抜群。バナナには解熱効果があるとされており、さらにカリウムを含んでいますから高血圧の人にもオススメです。 |
グレープフルーツは半分に切って、スプーンで掬って食べるのが一番メジャーでしょうか。
グレープフルーツと言えばビタミンC!柑橘類の中でも特に豊富に含まれており、果実が大きいため1つ食べると1日分のビタミンCを摂ることができる程です。
グレープフルーツは今の日本ではどの季節でも簡単に手に入れることができますし、お値段も手ごろの為、毎日ダイエットを続けていくには特にお勧めできる果物でしょう。またビタミンC、カリウムを豊富に含むため美容にも効果抜群です!
グレープフルーツは柑橘類ですが、柑橘類の香りにはストレス緩和作用があるそうなのでグレープフルーツの香りでダイエット中のストレスも緩和しましょう。
アメリカではグレープフルーツが主流で日本でのミカンと同じくらい消費量がある人気のフルーツです!各国によって主流のフルーツが違うのは気候や文化の違いからなのですかね。ちなみに「グレープフルーツのグレープってブドウと関係あるの?」と筆者は長い間疑問に思っていたのですが、グレープフルーツは1つの枝にたくさんの実を付けてブドウのように見えたので、グレープの名がついたみたいです。
エネルギー | 38キロカロリー(可食部100グラム中) |
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特徴 | 果肉の色が白っぽいのと赤っぽいのがあります。 |
成分 | ビタミンCが大変豊富。クエン酸も豊富なので疲労回復に効果抜群。 |
イチゴは小さくて可愛いフルーツですよね。バナナやリンゴなんかと比べるとちょっとお値段が張りますが、その小さな果実には、それに見合うだけのおいしさが秘められています。
イチゴはビタミンCが豊富で美容効果が非常に高いフルーツです。なぜならビタミンCは肌に潤いをもたらしてくれ、さらに抗酸化成分でもありますので細胞の老化を防いでくれるのです。血管の老化も防いでくれますので、脳卒中や心臓病予防に効果的という健康効果もあります。
イチゴが豊富に含む最近注目のキシリトールですが、ガムのCMなどで虫歯予防に効果があると謳われています。キシリトールは天然の甘味料であり、虫歯予防効果がありますが、それだけではありません。キシリトールは甘いですが、低カロリーであり、体内で吸収する際にインスリンを必要としないので血糖値が上がらず、糖尿病の方でも摂取できるのです。
小さくてなんだか上品なイチゴ、ぜひ味わって食べましょう。
エネルギー | 34キロカロリー(可食部100グラム中) |
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特徴 | 甘くて微かに酸っぱく、一口サイズで食べやすい。日本のイチゴ生産量は世界でも有数です。 |
成分 | ビタミンCが大変豊富。クエン酸も豊富なので疲労回復に効果抜群。 |
だいぶメジャーフルーツとなってきたマンゴー、やはり宮崎県のセールス活動のおかげでしょうか?筆者はマンゴー1個を丸々食べることはほとんどありませんが、よくコンビニスイーツなんかで、マンゴー味と銘打たれたプリンなんかを食べることがあります。日本では最近までマイナーなフルーツだったのですが、チェアモアやマンゴスチンとともに世界三大美果の1つに数えられるほど、その美味しさはワールドワイドなもののようです。
マンゴーはビタミンAを非常に多く含んでいます。ビタミンAには肌荒れ防止効果がありますので、美肌を目指す女性には嬉しいフルーツですね。ビタミンA以外にも、老化防止に効果がある栄養素を数多く含んでいますので、美容効果抜群のフルーツであるといえます。
そんな美容効果抜群のマンゴーはトリートメントやクレンジングオイルにも用いられているそうです。マンゴーの美容効果の凄さが証明されていることであると思います。
エネルギー | 64キロカロリー(可食部100グラム中) |
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特徴 | やわらかくて独特の食感。味はなかなか濃厚です。 |
成分 | カロテンが豊富。マンゴーの黄色はフラボノイド色素、フラボノイド色素には抗酸化作用がありますので老化防止に効果があります。 |
結構独特な形をしているフルーツ。あんなに毛が生えている果物は珍しいのではないでしょうか?(あとはモモぐらいかな?)
キウイフルーツといえばニュージーランドというイメージがありますが、元々は中国から伝わったフルーツです。その証拠にチャイニーズ・グーズベリーとも呼ばれています。中国からニュージーランドに渡り品種改良され現在の形になりました。
キウイフルーツが豊富に含んでいるのはビタミンC!ビタミンCはダイエットに向いている成分なのです。ビタミンCは便秘を解消してくれ、美肌効果もあり、そして活性酸素の働きを抑える抗酸化作用もあるので、体の老化を抑える効果もあります。
ちなみにキウイフルーツに含まれるビタミンC量は100グラム当たり69ミリグラム。この数字は結構なものでして、キウイフルーツ1つ食べると、1日に必要なビタミンC量の約7割を摂ることができます。
たんぱく質分解酵素を含んでいますので、キウイフルーツはお肉と相性抜群です。お肉を食べた後にキウイフルーツを食べると消化吸収が良くなり、体に負担がかかりません。お肉後のデザートにはキウイフルーツを食べましょう。
エネルギー | 53キロカロリー(可食部100グラム中) |
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特徴 | 甘くて微かに酸味がある。ニュージーランドが原産国というイメージがあるが、実は中国が原産国。 |
成分 | ビタミンCとクエン酸が豊富であり、風邪予防効果や疲労回復効果がある。消化吸収を助けるタンパク質分解酵素を含み、便秘解消効果もある。 |
丸くてピンク色でとっても可愛らしいモモ。実は皮ごと食べるほうが、たくさんの栄養を摂ることができてダイエットに効果的です。
あんなにやわらかくてジューシーなのに、脂肪分が少なく、モモに豊富に含んでいるカリウムはダイエットに向いています。カリウムが不足すると、肌荒れ、便秘、疲れなど様々な症状が起こってしまいます。そしてカリウム不足の1番の症状はむくみです。1番というのはダイエットに限った話ですが、カリウムが不足するとむくみやすくなりますので、脚や顔がむくんでいる人はカリウムが豊富なモモを食べることをオススメします。
モモの食物繊維には整腸作用のあるペクチンが豊富ですので便秘に効果抜群です。便秘は美容の大敵、それは腸とお肌が密接に関係しているためです。肌荒れの原因になりますので、食物繊維を多く摂りましょう。
エネルギー | 40キロカロリー(可食部100グラム中) |
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特徴 | 果汁が多くてみずみずしい。とっても甘いけれど脂肪が少ない。 |
成分 | 水分が多くビタミンCが豊富なので肌をうるおしてくれる。 食物繊維も豊富なので便秘にも効果あり。 |
ナシは暑い夏にピッタリのフルーツです。とっても水分たっぷりでみずみずしいので、水分補給が必要な夏にピッタリ!それにシャリシャリした食感も食欲の低下する夏に相応しいと筆者は考えます。ちなみに中国では古来より「百果の長」と呼ばれるほど体に良いフルーツでもあります。
ナシのシャリシャリとした食感は、ペントザンやリグニンという成分からできた石細胞を含むからなのです。石細胞とは細胞膜が固く石のようになったものをいい、この石細胞は便秘に大変効果があります。さらにナシが含むリグニンやペントザンという食物繊維、ソルビトールという糖アルコールには便をやわらかくする効果があり、さらにナシは水分を豊富に含むという便秘解消に大変効果のあるフルーツなのです。
みずみずしいナシを食べてお肌にうるおいをもたらしましょう。
エネルギー | 43キロカロリー(可食部100グラム中) |
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特徴 | 水分が豊富で、シャリシャリとした歯ごたえ。 |
成分 | 成分のほとんどは水分。ほかには糖分やビタミンを含む。 シャリシャリした感じは石細胞と呼ばれるものが含まれるから。 |
リンゴはフルーツの代表といえるほど世界的にメジャーな果物なのではないでしょうか?アダムとイヴの話の知恵の実でしたり、ニュートンが重力を発見するヒントになったり、ウィリアムテルが息子さんの頭にのせて矢の的にしたりと世界的な逸話に多く登場してきました。それほど世界中の人々に食べられているフルーツであります。
リンゴはとっても栄養豊富!「リンゴが赤くなると医者が青くなる」、「リンゴ1個で風邪知らず」などその栄養価の高さを謳った言葉がたくさんあります。さらに1年中いつでもお手頃なお値段で手に入れることもでき、フルーツダイエットには欠かせない食材であるといえます。
リンゴに含まれる成分の水溶性食物繊維のペクチンは腸内環境を整え、有害物質の吸収を抑えてくれます。リンゴが便秘や下痢に効果があるのはこのためです。
それとリンゴの成分で注目したいのはリンゴポリフェノール。リンゴポリフェノールは、小腸からの脂肪吸収を抑える働きをするので内臓脂肪がつきにくくなりますし、抗酸化作用もありますので老化防止の効果もあるのです。
ペクチンは皮と果肉の間にあり、リンゴポリフェノールは皮に多く含まれます。皮を剥いたらもったいないので、ぜひ皮ごと食べてください。
栄養豊富なリンゴを食べて健康的にダイエットしましょう!
エネルギー | 54キロカロリー(可食部100グラム中) |
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特徴 | ほどよい甘み、酸味があり飽きのこない美味しさ。サクサクした歯ごたえ。 |
成分 | 食物繊維が腸内の悪玉菌を押さえ、善玉菌を活発にさせることで便秘と下痢を防止します。クエン酸とリンゴ酸を含み疲労回復に効果があります。 |
皆さまが普段食べているミカンはウンシュウミカンであると思います。ウンシュウとは中国のミカン産地である温州地方のことですが、関係はあまりなく日本独自の品種です。
ミカンは皮を手で剥くことができ、簡単に食べることができるため日本で爆発的に売れるようになりました。皆さまも冬になるとダンボール入りのミカンを購入されるのではないでしょうか?ちなみにこのミカン、アメリカでも人気が出てきました。テレビを見ながら食べることができるので「テレビオレンジ」と呼ばれているそうです。
ミカンには体に良い成分がたくさん含まれているのですが、その他にもβクリプトキサンチンやヘスペリジンという、抗酸化作用があり、美肌に効果の良い成分も含まれています。そのため健康と美しさを求める女性にはピッタリのフルーツであります。
ミカンの薄皮と白いすじには、食物繊維のペクチンやビタミンPが含まれています。ですのでぜひ、薄皮と白いすじも食べましょう。ちなみにミカンの皮には、ミカンの有効成分が1番多く含まれているそうです。さすがにミカンの皮は食べるのが大変なのでちょっともったいないですね。でも食べることはできるので、チャレンジしたい方は、皮をゴシゴシ洗ってから試してみてください。
エネルギー | 46キロカロリー(可食部100グラム中) |
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特徴 | とってもジューシーで甘酸っぱい。 |
成分 | 1日に3個食べると、1日に必要なビタミンCを摂取できる。クエン酸も多く含むため血液をサラサラにする効果もあり。食物繊維も豊富。 |
とっても酸っぱいレモン。その酸っぱさゆえ、果肉を直接食べることはあまりなく、一般的に果汁の状態で利用されます。
レモンの酸っぱさはクエン酸によるものです。このクエン酸、レモン類の別名「くえん」から名付けられました。そのためレモンといったらクエン酸といっても過言ではありません。クエン酸は体内に存在する疲労物質である乳酸を分解する効果がありますので、疲労回復効果抜群です。
レモンが豊富に含むビタミンCは、近年話題のコラーゲンと密接な関係があります。ビタミンCはコラーゲンを生成する際に必要な栄養素なのです。そのためビタミンCが不足している方はコラーゲン不足ということにもなります。ちなみにコラーゲンは、お肌のツヤ、ハリを保つ働きがあります。そのためコラーゲン不足は、お肌のしわ、たるみの原因となりますので、ビタミンCを補給してコラーゲンも補給しましょう。
レモンは柑橘類、その香りにはリラックス効果があります。レモンのアロマの力でダイエット中のイライラを解消し、楽しみながらダイエットをしてください。
エネルギー | 54キロカロリー(可食部100グラム中) |
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特徴 | とっても酸味が強い。果肉を食べるのではなく果汁にして食べるのが一般的。 |
成分 | ビタミンCとクエン酸が豊富。疲労回復、風邪の予防、美肌作りに効果あり。ビタミンC含有量は柑橘類の中でトップクラス。 |
日本では希少なシーベリーが北海道で栽培されています。ビタミンA,C,Eを多量に含み。オメガ7と言う美肌オイルも含む果実です。ダイエットと美肌に良いですよ。
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