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ダイエットワード


内臓脂肪型肥満

リンゴ型肥満とも呼ばれる内臓脂肪型肥満の人は、生活習慣病リスクが高い!

内臓脂肪型肥満は、内臓に脂肪が過剰にたまっている状態のこと。
リンゴのように上半身が太る特徴からリンゴ型肥満、また男性に多いことから男性型肥満と呼ばれることもある。

内臓脂肪型肥満かどうかは、お腹まわりの数値測定やCTスキャンなどの方法で判断することができる。内臓脂肪型肥満は、糖尿病など生活習慣病の大きなリスクファクターであるため、運動習慣や食生活の見直しといった努力で、改善することが望ましい。

内臓に脂肪が過剰にたまるタイプの肥満のこと

肥満には大きく分けて2種あるが、そのうちで内臓(腹腔内の腸間膜など)に脂肪が過剰にたまるタイプの肥満のことを内臓脂肪型肥満という。内臓脂肪型肥満は別名をリンゴ型肥満というが、これは下半身と比べて上半身、特におなか周辺が太くなった体型の様が、果物のリンゴを連想させることに由来する。また女性より男性がこの肥満になりやすい特徴があるため、男性型肥満と呼ばれることもある。

BMI25未満でも、内臓肥満型肥満の可能性はある

肥満度をチェックするための指標にBMI値があり、この数値が25未満であれば肥満には該当しない。
しかし内臓脂肪型肥満の場合は、これに当てはまらない。たとえ25未満であっても、内臓に過剰な脂肪がたまっていることはよくあるため。このような状態にあることを、俗的に『隠れ肥満』という。

脚は細いけどお腹ポッコリ。それは内臓脂肪型肥満かも?

内臓脂肪型肥満は、一見して肥満であることが分からないという特徴が。内臓にたくさん脂肪がつくとメタボや生活習慣病のリスクがぐんと上昇してしまいますから、原因や解消法など、内臓脂肪型肥満について詳しくなっておきましょう。

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【つきやすい男性必読!】出っ腹になってきたら内臓脂肪対策を

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お腹まわりの測定や、CTスキャンで判断できる

内臓脂肪型肥満に該当するか否かは、次の2つの方法で判断できる。

まず家庭でセルフチェックできる簡易的なものとして、お腹まわりにメジャーを巻き付けて数値を測定する方法がある。測定結果が、男性で85cmを超えていた場合、女性で90cmを超えていた場合は、内臓脂肪が過剰にたまっている内臓脂肪型肥満と言える。

病院などの医療機関で行われているCT撮影(CTスキャン)検査を受けると、より正確に判断することができる。
CTスキャン検査は、「おへその部位を撮影し、その断層画像を診る」という形で行われる。検査結果が内臓脂肪面積100平方cm以上であったら、内臓脂肪型肥満に該当する。

内臓脂肪型肥満は、生活習慣病の大きなリスクファクター

内臓脂肪型肥満の状態にあると、高血糖や生活習慣病(糖尿病、高血圧症、脂質異常症など)にかかりやすくなる。また発症までに至ってないいわゆる予備軍であっても、動脈硬化が悪化するリスクが上昇してしまう。つまり内臓脂肪型肥満は、生活習慣病の大きなリスクファクターなので、放置せずに改善することが望ましい。

内臓脂肪はつきやすい反面おとしやすくもある脂肪なので、改善はそう難しくない。 運動怠慢やカロリーオーバーといった非健康的な生活習慣・食生活を改めることで、効果的に改善することができる。

厚生労働省では、『エクササイズガイド2006』と呼ばれる健康づくりを目的とした運動指針を作成している。
その基本内容は、1週間で23つの身体活動、うち4つ以上は活発な運動や生活活動を行うというもの。ただし内臓脂肪ダウンが目的の場合は、10以上の活発な運動・生活活動を行わなければならないと考えられている。

~活発な運動・生活活動の一覧~

活発な運動 運動時間 活発な生活活動 運動時間

軽めの筋肉トレーニング

20分

歩行

20分

早歩き

15分

自転車

15分

軽めのジョギング

10分

子供と遊ぶ

15分

ランニング

7~8分

階段の昇り降り

10分

バレーボール

20分

重い荷物の運搬

7~8分

ゴルフ

15分

   

エアロビクス

10分

   

ランニング

7~8分    

水泳

7~8分    

また厚生労働省では、『食事バランスガイド』と呼ばれる理想的な食生活を送るための基準も作成している。
これは内臓脂肪の過剰蓄積を防ぐ・改善することが目的の場合でも、役に立つ。
『食事バランスガイド』を大まかにまとめたものを、以下に記す。

~1日の理想的な食事バランス~

5~7SV 主食(米、パン、麺 米であれば約4杯分
5~6SV 副菜(野菜、きのこ、芋、海藻) 野菜であれば約5皿分
3~5SV 主菜(肉、魚、卵、大豆) それぞれ約3皿分

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コメント

カロリーSlism「食べた物の栄養とカロリーが瞬時に分かるカロリー計算機」
イズミー
イズミーのこの記事まとめました

リンゴ体型になる内臓脂肪型肥満は、生活習慣病の一番のリスクファクター!

  • リンゴのように太った状態のこと

    リンゴのように太った状態のこと

    内臓脂肪型肥満とは、内臓に脂肪が過剰について、ウエスト周りや上半身がリンゴのように太ってしまった状態のことを言う。

  • BMI値では判断できない

    BMI値では判断できない

    MI値では内臓脂肪型肥満か否かを判断することはできない。お腹のサイズをメジャーで測る、CTスキャン検査を受けるなどの方法が有効。

  • 生活習慣病を避けるため早目の改善を

    生活習慣病を避けるため早目の改善を

    内臓に脂肪が過剰につくと生活習慣病の危険性が増す。よって内臓脂肪型肥満であることが発覚したら、運動や食事内容の見直しで早目に改善すべき。

 
 
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