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ダイエットワード

テアニン

緑茶の旨味テアニンは、辛いPMS症状に効きリラクゼーションにも効果的!

テアニンは緑茶に含まれるうま味成分であり、特に玉露の茶葉に豊富に含まれている。テアニンは月経前症候群(PMS)の症状を和らげたり、アルファ脳波を生じさせ精神にリラクゼーション
効果をもたらす。それにより熟睡度がアップするなど安眠・快眠効果を得ることもできる。さらには、血圧低下や抗がん剤の作用強化、体重減少の効果も期待できるなど、テアニンは多くの健康・薬理効果を有している。

テアニンは緑茶類の旨味物質で、玉露に豊富に含まれる

テアニンはグルタミン酸エチルアミドの化合物であり、緑茶類のうま味物質でもある。
緑茶に含まれるテアニンの割合は、乾燥状態の茶葉で1~2%といわれ、新芽や玉露の茶葉には特に豊富に含まれている

テアニンは太陽光を浴びると、カテキン生成に使われてしまう特徴があるため、日陰で栽培した茶葉を原料とする玉露はテアニン含有量が多いのである。

PMSの症状を和らげ、精神にリラクゼーション効果をもたらす

テアニンは月経前症候群(PMS)の症状緩和や、精神にリラクゼーション効果をもたらすことが明らかとなっている。
精神が安定し夜熟睡できるようになるなど、安眠・快眠効果を得られる可能性も高い。

月経前症候群を自覚する女性に、L-テアニンを20mg/日摂取させる実験では、イライラや憂鬱感といった不快症状の改善や、痛み軽減のアンケート結果が出ている。

またテアニンを一定量摂取し、一定時間後に脳波を調べるいくつかの実験において、アルファ波(安静時や睡眠時に発生する脳波のこと)が発生することも判明している。

血圧低下、抗がん剤の作用強化、体重減少も期待できる

テアニンには、血圧低下抗がん剤の作用強化、体重減少のダイエット効果も期待することができる。
これらを示す結果が報告されているのは動物実験のみだが、人にも有効な可能性はある。

副作用はないが、血圧降下剤との併用は避けるべき

テアニン200mgを1週間に1度のペースで3ヶ月間摂取しても問題がみられなかったとの報告があるため、長期的に過剰摂取しなければ、健康を害する危険性はないとみてよい。
テアニンで副作用が起きた事例はないが、薬物相互作用のリスクがあるため、血圧降下剤との併用は避けるべきである。

カフェインを摂取すると、テアニンの効力が減弱してしまう

興奮作用のあるカフェインを一緒に摂取すると、テアニンの効力が減弱してしまう可能性がある。
したがって、リラクゼーションや安眠効果などテアニンの健康・薬理効果をしっかり得たいのならば、緑茶の後にコーヒーを飲むといった行為は控えるべきである。

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コメント

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イズミー
イズミーのこの記事まとめました

テアニンは、リラックス果やPMSの症状緩和など、効能豊かな緑茶の旨味成分である。

  • 緑茶類に含まれる旨味物質である

    緑茶類に含まれる旨味物質である

    テアニンはグルタミン酸エチルアミドの化合物であり、緑茶類に含まれる旨味物質である。日陰栽培の茶葉からつくられる玉露に特に多量に含まれる。

  • PMSの症状緩和や精神安定の効果あり

    PMSの症状緩和や精神安定の効果あり

    テアニンには月経前症候群の症状緩和や、アルファ脳波を発生させ精神をリラックスさせる効果がある。またそれによる安眠・快眠効果も得られる。

  • 降圧剤やカフェインの併用は避けるべき

    降圧剤やカフェインの併用は避けるべき

    テアニンの摂取で、血圧降下や抗がん剤の作用増強、ダイエット効果も期待できる。ただし降圧剤との併用やカフェインとの併用は避けるべきである。

 
 
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