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ダイエットワード

共役リノール酸

太るはずが痩せる栄養素に!脂肪酸のダイエット効果

共役リノール酸(トナリンCLA)とは、必須脂肪酸の一つ「リノール酸」が変換された栄養素である。
近年では、癌を予防する効果や脂肪が燃焼されるなど、健康・ダイエットにおける活躍が期待されている栄養素でもある。
反芻動物の胃にとどまる微生物から生成されるという共役リノール酸、異体化する前のリノール酸よりもダイエットに効果があると注目されている。

脂肪は燃焼される!ダイエットに向く栄養素

牛肉・乳製品に多い共役リノール酸

牛乳とビーフステーキとゴーヤ

ダイエットにおいて脂肪燃焼効果が注目を浴びている共役リノール酸は、反芻動物(胃に取り込んだ食品を再度口内に戻して、咀嚼する動物のこと。
羊や牛、キリンなどが挙げられる)の胃に住み着いている微生物から生成される。

共役リノール酸を摂取するには、反芻動物から作り出される食品(牛乳やチーズなどの乳製品、卵または食肉)を食べる必要がある。
食肉の場合は、牛の皮下脂肪であったり、脂肪部分に共役リノール酸が多く含まれているとされている。
また完熟したゴーヤの種子の多く含まれており、種入りのゴーヤ茶などで摂取しやすい。

共役リノール酸サプリメント

共役リノール酸サプリメント

また反芻動物から摂取できる天然の共役リノールとは違い、植物性の油類から人工的に合成して製造されているものもある。
共役リノール酸を摂取できる食品は反芻動物から成るものだけでなく、調理において必須となる油類にも含まれるため、食事は十分にバランス良く摂取することが大事と言える。

手頃に摂取できるという点では、サプリメントの摂取も効率的である。

共役リノール酸の働き

運動前の摂取で脂肪燃焼効果が高い

サプリメントと走っている女性

共役リノール酸には、食事や運動不足によって増加する体脂肪の抑制・分解・燃焼作用を持ち、抗がん作用や抗アレルギー作用などに良いと期待されている。

反芻動物の胃内で生成された共役リノール酸は、動物の体内を移動し、筋肉などに入り込む。さらに他の栄養素と組み合わさることで、脂質代謝が上手く機能するようになる。
違う栄養素と一緒に摂ることも、共役リノール酸の働きを高める要素となる。

また、運動前に共役リノール酸を摂取すると、高い燃焼効果を得られることが期待されている。

これからの技術開発に期待

共役リノール酸は、現在その濃度を高めるための技術開発などが進められている。餌に共役リノール酸が含まれる試料を加えたり、放牧をするなどして反芻動物のCLA濃度を高める方法や技術が研究されている。
さらに家庭で食品のCLA濃度を高めたい場合には、牛肉を加熱すると良い。加熱したことにより、その含有量が増加すると言われている。
CLAを増やす技術が更に進化すれば、日頃から共役リノール酸を摂取する機会が増え、ダイエットへの期待も膨らむようになる。

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コメント

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イズミー
イズミーのこの記事まとめました

サプリ(CLA)で有名な共役リノール酸

  • 共役リノール酸とは

    共役リノール酸とは

    リノール酸が変換された物でトナリンCLAとも呼ばれる。返還前のリノール酸よりも高いダイエット効果が期待できる

  • 共役リノール酸は脂肪を燃やす

    共役リノール酸は脂肪を燃やす

    体脂肪の分解、燃焼を促し、がんやアレルギーを防ぐとされる。運動前の摂取が最も効果的。

  • 作っていたのは微生物

    作っていたのは微生物

    反芻動物の胃に住み着く微生物によって生成される栄養素。乳製品や食肉に含まれるが、ゴーヤの種子からも発見された。

 
 
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