バレエストレッチ

バレエストレッチとは、バレエの基本的な動作を取り入れたストレッチで、筋力アップや美しい姿勢づくりをするものであり、バレエエクササイズとも呼称される。

初心者・中級・上級など、レベルによりレッスン内容は様々であるが、バーレッスンや床に寝転んで（仰向け・うつ伏せ）行うストレッチなどを基本動作とする。

基本的にゆったりとした動作だが、全身の細かい筋肉を使い正しい姿勢を保つため、本格的に取り組むとたっぷりと汗をかくほどの運動量がある。

立って行うバレエストレッチの基本姿勢と足の位置

このストレッチを行う際に、大切なのは正しい姿勢。

• お腹を突き出さない
• 背中を反らない
• 下腹に力をいれて上へ引き上げるように
• 肩をおとして腕を左右へ広げ、肘は曲げすぎない

等、他にもバレエの基本的な足のポジション、１番～５番を覚える必要がある。

バレエの経験者なら感覚が掴みやすいが、全くの初心者であれば正しい姿勢がまず最初の難関となる。
間違った姿勢で行うことにより、骨格を歪めてしまったり効果が表れないなどの結果を招く可能性があるため、ＤＶＤやネットで配信されている動画などをチェックしたり教室に通うなど、実際に人が動いているものを観たり、指導を受けて行うのが良い。

バレエ要素を取り入れたエクササイズの効果

• ゆったりとしたクラシック音楽でリラックス
• 体幹が鍛えられるので姿勢が美しくなる
• 体が柔らかくなる（肩・背中・股関節などの柔軟性がアップ）
• 動きがしなやかになる

また、バレエ独特の動きにより首や肩のラインが美しくなることから、ウェディングドレスを綺麗に着こなす為の、ブライダル前のエクササイズとしても人気がある。

バレエストレッチでよく使われるバレエ用語と動き

プリエ　（骨盤の位置を矯正する）

膝は左右とも外側を向いた状態で、足の付け根と膝、踝の３点を曲げて（屈伸）体の位置を下げる動作。　

ルルベ　（ふくらはぎの筋力アップでむくみ解消）

つま先立ちのこと。

タンデュ（太腿の内側と下腹部を引き締める効果）

片足を軸にして、もう片方の足を前後左右に移動する動作。その時、動かす足の爪先は伸ばす。

アラベスク（ヒップアップ効果）

片足を軸にして立って、もう片方の足を後ろにあげるポーズ（バランス）。

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