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ダイエッターの敵 ストレス

ストレス

ストレスは外部からの有害な刺激によってホメオストシスつまり体のバランスが崩れている状態をいいます。体が外部から有害な刺激を受けると、緊張の歪みの状態を起こしてしまいます。そして体は防衛反応を起こします。刺激因子によって生じたからだの障害とそれに対するからだの防衛反応の総体をストレスといいます。
体にストレスを生じさせる刺激因子のことをストレッサーといい物理的因子、化学的因子、生物学的因子に大別されます。しかし、最近ではストレスに上記に上げた因子に、仕事上のトラブルや人間関係などの心理的なストレッサーになります。
現代社会では心理的な出来事のほうがより多くてストレスに対する反応も、身体的な疾患だけでなくイライラやうつ状態などの精神面で表れています。

ストレスの働き

一般的にストレスっていわれると、肉体的な疲労感や精神的な疲労感によって伴ってくる体調不良や病気のことばかりが取り上げられます。また、現代の生活習慣病などの病気の原因にも蓄積されたストレスが原因にあげられます。しかし、そうでもないストレスもあります。
ストレスには、快・良性ストレスと呼ばれるものと、不快・悪性ストレスと呼ばれるものがあります。快・両性ストレスは、心地よい音楽や適度な運動といったもので心身の健康にとって有益なものです。一方の不快・悪性ストレスとは体に悪さをします。ストレスを考えるときに難しいのが、同種のストレスを受けても、その量や質、つよさなどによって快と感じたり・不快と感じたりしてしまいます。
例えば心地よい音楽でも聞く場所が変わたり音量がうるさすぎたりしたら不快なりますよね。

ストレスと身体反応

体にストレスが加わると、ストレス因子の情報が脳の視床下部に伝えられ、そこから刺激に応じて身体各部に適応反応を起こすように指令が出されます。脳では神経伝達物質ホルモンを分泌し大脳を活性化させます。
また、視床下部からの情報は、交感神経から副腎髄質などを刺激してアドレナリンなどを分泌させます。その結果全身の臓器が活発になります。また、運動神経を刺激して筋肉を緊張させてしまいます。
適正な量のストレスの場合でも体の機能を活性化してくれますが、ストレス状態が長く続いてしまった場合や強すぎた場合は体が過剰反応してしまって逆に機能を低下させてしまいます。ストレスが一因となって生じてしまう病気もたくさんあります。
ストレスには感受性や個人差も影響してきます。過度のストレスによって身体や精神に異常きたしたときは、その部分が身体の中でストレッサーに弱い部分ということです。

運動とストレス

適度な運動をすることによって筋肉の緊張をほぐしたり、血圧を下げてくれるといった効果のほかに、カテコールアミンと呼ばれるストレスを感じたときに体内で生じる物質を消去してくれる効果があります。カテコールアミンは「いらだち」や「不安感」といった精神状態を体内で生じてしまいます。適度な運動をすると、筋肉が緊張からほぐれて精神的にも楽になれるんです。
ちなみに軽度な運動ではウォーキングなどの有酸素運動がいいとされています。
それと、運動するときには誰かと比較し勝ち負けを意識してしまうものは、そのことがストレスになりかねないので自分のペースで楽しめるものだと、もっとストレスを軽減でき、心身ともにリラックスできるようです。

ストレスと食事

人間の1番のストレス解消法は食べることだそうです。それは人間の防衛機能から見ても正しい反応なのです。心理的なストレスを感じると脳はストレスに適応・対応するために、いつもよりもたくさんのエネルギーを必要とします。また、身体に精神的な満足を与えるセロトニンはストレスを感じているときには分泌量が少なくなってしまいます。だから普通の食事では満足感を得られなくなってしまい、ストレスを感じているときはたくさん食べてしまうのです。

人が住んでいる環境ではいろいろな刺激と接しながら生きているので、ストレスのない生活はありえないんです。軽度のストレスならいいけど、過剰になってしまうと身体の弱い部分を蝕んじゃうの。だから、ストレスと上手く向き合っていかないとね。
私は適度な運動と食事のセットメニューがいいストレス解消方法だと思うの。だって適度な運動も食べることもストレスを軽減できるし、普段より食べてしまったらその分運動すればいいと思うの。

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