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どんな飲物?知っておきたいウイスキーの事

殻類を麦芽の酵素で糖化、発酵し蒸留・熟成させ造る蒸留酒

麦などを発酵させ自身の酵素にてデンプンを糖化した後、濾過し酵母にて発酵して出来たウォッシュと呼ばれる液体を蒸留器で蒸留し木製の樽に詰め熟成させる。樽での熟成が最重要で樽材の種類・大きさ・焦がし方・貯蔵環境・貯蔵時間により味わいが変わる。

製造方法による分類は大きく分けて4種類に分けられます。

ピュアモルトウイスキー(シングルモルト)

【例】マッカラン・山崎など
原料が100%大麦麦芽で香り味ともに個性のある味わい。

ピュアモルトウイスキー(ヴァッテッドモルト)

【例】グリーンラベルなど
複数のシングルモルトをブレンドさせたもの。

グレーンウイスキー

【例】グリーンラベルなど
複数のシングルモルトをブレンドさせたもの。

ブレンデッドウイスキー

【例】バランタイン・響など
複数のシングルモルト・グレーンウイスキーをブレンドさせたもの。バランスがとれ飲みやすい、最近の主流である。ブレンドの仕方のより様々な仕上がりとなる。

ウイスキーの種類と生産国による違い

スコッチ(スコットランド)

【代表酒】マッカラン・グレンフィディックなど
ほぼ、単式蒸留を2度行っている。世界で1番愛飲されており、コクのある味・香りが特徴で、クセの無い物・フルーティーな物・ドライな物と様々です。

アイリッシュ(アイルランド)

【代表酒】キルベガン・ジェムソンなど
ほぼ、単式蒸留を3度行っていて、スコッチよりも味はまろやかです。

アメリカン(アメリカ)

原料と製法によりタイプが異なる。連続式蒸留を行ない、内側を焦がした新しいオーク樽を使うためにバニラのような濃厚な香りと味わい。
バーボンウイスキー:原料にトウモロコシを51%以上使用
ライウイスキー:原料にライ麦を51%以上使用
コーンウイスキー:原料にトウモロコシを80%以上使用
モルトウイスキー:原料に大麦を51%以上使用
ホイートウイスキー:原料に小麦を51%以上使用

カナディアン(カナダ)

【代表酒】カナディアンクラブなど
連続式蒸留を行ない、原料はライ麦とトウモロコシを使用。軽く滑らかでクセのない味わいで、カクテルに良く使われています。

ジャパニーズ(日本)

モルトとブレンテッドの2タイプが主流でバランスよく、風味も良い。

ウイスキーは健康に良い?悪い?

ウイスキーの語源は“生命の水”と呼ばれるほどです。皆さんは知っていましたか?
その秘密は樽ポリフェノールが豊富に含まれているのです。長期間にわたり樽の中で熟成されたウイスキーに樽材からのポリフェノールが染み出します。あのウイスキーの綺麗な琥珀色は樽ポリフェノール!なのです。そのポリフェノールの効力により動脈硬化・脳梗塞を防ぐ高酸化作用があるんです。
その他にも、ポリフェノールのエラグ酸が糖尿病などにも効果があるという事が研究でわかっています。エラグ酸はイチゴなどに多く、美白・老化予防・がん細胞抑制などの効果が知られていますが糖尿病合併症予防効果もあるのです。
他にも樽の香りによる森林浴効果があり、ウイスキーの香りを嗅ぐだけでも、心身をリラックスさせ興奮を静めストレスの緩和。記憶力・注意力を高める事が出来るのです。
そして、ウイスキーはチロシナーゼ色素生成の働きを抑制しますのでシミ・ソバカスの原因メラニンを抑えて美肌効果があります。樽での熟成期間が長いほどその効力は大きいのです。
ちなみに他の酒類と比べプリン体含有量が非常に少なく、通風になりにくいです。
これらは、貯蔵期間が長いほど樽からポリフェノール等が染み出し大きい効果が期待出来る事が分かっています。どの効果も適量を飲酒が大前提ですので、飲み過ぎは注意です。

ちょっと教えて!ウイスキーはダイエット中には良くないの?

ウイスキーは蒸留酒なので糖質はありません。太りにくいお酒の1つです。
最近の研究報告では、ウイスキー・ブランデーは香りの効力などで脂肪代謝を促すホルモンが増えるそうです。
その他ブランデーやウイスキーには、他のお酒にあるアペリティフ(食欲増進)が無くこの為食べ過ぎる事が少ないと言えます。ウイスキーはお御摘み無しでも飲めてしまいますので、少ないおつまみで満足出来食べ物のカロリーを無理なく控える事が出来ますよね。

様々なウイスキーの美味しい飲み方!

ロック

香りは若干弱まるが辛みを抑える事が出来、冷たくキリッっと飲みやすいです。氷が、溶け出し味の変化を楽しむのもよいのでは?
オン・ザ・ロック:大きめの氷を入れて上からウイスキーを注ぐ。
ウイスキー・ミント:クラッシュアイスを使用し、氷割り感覚で楽しめます。

ストレート

シングル30ml(ワンフィンガー) ダブル60ml(ツーフィンガー)
個性ある重厚な味わいウイスキーの香り・舌触りを味わうことが出来、ウイスキーそのものを味わう事が出来る飲み方ですね。アルコール度数が高いので、チェイサーを用意♪ダイエット中は必需品ですよ。

水割り

基本の配分はウイスキー1:お水2です。先にウイスキーを入れておくと混ざりやすいです。ウイスキーの成分を変えずにアルコールを薄めて味わうことが出来るので、飲みやすいです。
トワイスアップ:ウイスキーと水を1対1で氷を加えない。この飲み方は、愛飲家も多く、最良の飲み方といわれている。
ハーフロック:トワイスアップに大き目の氷を入れたもの。
ウイスキーフロート:氷を2・3個居れ、水を7分ほど入れウイスキーを静かに水に浮かべる。味わいの変化を楽しみながら飲むことが出来る。

お湯割り

基本の配分はウイスキー1:お湯2ですお湯を先に入れておくと混ざりやすく、悪酔いしてしまう成分も飛び味もまろやかに。風味や香りを楽しみ、体も温め寒い季節におすすめ。
ホットウイスキー:ウイスキーを温め、お湯を2~4倍注ぎ味わいます。
ホットウイスキーダディ:ホットウイスキーに砂糖を1tsp
ホットウイスキースリング:ホットウイスキーダディにレモンスライス

カクテル

ハイボール:氷を2・3個入れウイスキーを注ぎステアしウイスキーを冷やします。その後ゆっくりソーダを注ぎ入れます。配分はウイスキー1:ソーダ3です。炭酸が抜けてしまうのであまりかき混ぜないように。

ウイスキーに合うオススメおつまみ

ウイスキーやブランデーのお摘みと言えば何を思い浮かべるでしょうか?一般的には、チョコレートやナッツ・生ハムなどではありませんか?私もそうです。濃厚であり口に残るものが支持されているのです。逆に言うとあまり“おかず”は、おつまみにはなりにくいのです。
「ウイスキー・ブランデーにあうおつまみ」+「ダイエットを考えたおつまみ」として“ナッツ類”をお試ししてはいかがでしょうか?ナッツ類はカロリーが高くいっけんダイエットには向いてなさそうですが、不飽和脂肪酸が含まれておりコレステロールを抑制し肥満防止効果の他にダイエット後のリバウンドが、しにくいという効果があるというのです。
カリカリ食べるので満腹中枢を刺激しますので食べ過ぎを防いでくれる効果も期待出来、更にナイアシンの効果でアルコールの代謝を促進し肝臓を助けてくれます。

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