お腹が気になりだしたら男性だって必要カロリーを意識するべき

同窓会に出席すると、変貌してしまっている男性がクラスに数人はいるもの。男性の場合、見た目の印象を変える要因に、体型だけでなく髪の毛の量などもありますが、以前はすごく痩せていた人がぽっこりお腹のオヤジ体型になってしまっていたり、体型だけで老けた印象を与えてしまうこともありますよね……。

「太ったね～」「大きくなったね～」などと、久しぶりに会った人に言われてしまった男性もいるのでは？？

なぜ、男性ばかりが大人になると太るってしまうのでしょう？？
運動しなくなったから！？ お酒を飲むようになったから！？ それとも、仕事のストレス！？

いろんな原因がありますが、男性が成人してから太りやすくなる大きな原因に、カロリー摂取量が過剰になっているという点があります。「昔は食べても太らなかったのに……」という人が多いです。
でも、基礎代謝や活動によって消費するカロリーは、年齢を重ねるごとに減少する傾向にあるのです。

1日に必要なカロリーを把握しておこう！

1日に必要なカロリーとは、活動で消費するカロリーだけではありません。呼吸や体温維持などの生きていくために必要な働きでもカロリーを消費しています。
消費カロリー　＜　摂取カロリー　となると、残ったエネルギーを脂肪として蓄えるようになります。
つまり、使い切れないほどのカロリーを摂取してしまうと、太るということですね。

推定エネルギー必要量とは、日本人のエネルギー必要量を推定した値です。あくまでも、一般的な数値なので、この数値が適さない人もいますが、摂取カロリーの目安とすると良いでしょう。

Slismでは身長・体重・性別・年齢などを入力するだけで、自分に適した基礎代謝量と1日に必要なカロリーを算出できるツールを用意しています。
基礎代謝量と1日に必要なカロリー

男性は30代以降に肥満が増加している

下記の表からもわかるように、男性は30歳以降肥満の割合が増加しています。40歳代では3人に1人が肥満であると言えます。

※平成19年 厚生労働省「国民健康・栄養調査」より

食が欧米化して、日本人の脂質摂取量が年々増加しています。現代の食生活は、気をつけなければ太りやすいものになっていますので、肥満になるかどうかは意識次第とも言えるでしょう。

男性は女性に比べて体重管理をしていない

肥満については、女性よりも男性の方が問題となっています。反対に、女性は「痩せ思考」が高まっていることが問題とされています。

平成21年に行なわれた体重管理の実践状況に関するアンケートで、体重管理を実施しようと心がけているという回答をした男性は、20代では53.5％、30代では52.5％、40代で57.1％と半分より少し多いくらいです。
これだけをみると、男性の半分が体重管理実施を心がけているのですから、「多い」と感じるかもしれませんね。実際に5年前に比べると、全体で7％も増加しています。

しかし、女性は……というと、20代で68.6％、30代で70.6％、40代では73.1％の人が体重管理を実施しようと心がけているんです。やはり、男性と女性の体重管理に対する意識にかなりの違いがありますよね。
この結果が肥満割合にもつながっているとも言えるでしょう。

男性もカロリーを意識しよう！

必要カロリーがわかったら、次は食べ物のカロリーもチェックすると良いでしょう。普段よく食べる食品のカロリーを把握するだけでも随分違います。
カロリーというと、「カロリー計算を行なわなければいけない……」と難しく考えてしまいがちですが、おおよそでも自分が摂取しているカロリーを知ることが大切なんです。

ここから始めよう！男のカロリー管理

主な飲み物のカロリー一覧です。「こんなにカロリー高いの！？」というものもあるのでは！？
まずは、飲み物でカロリーセーブしてみてはいかがでしょう？？

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